26日午前1時10分ごろ、関西空港の第1滑走路に航空機のタイヤ片が落ちているのを、滑走路の照明設備を点検中の作業員が見つけた。同空港は同34分から午前6時まで第1滑走路を閉鎖し、第2滑走路の夜間メンテナンス作業を中止して発着に対応した。この影響で計6便に最大10分の遅れが出た。 国土交通省関西空港事務所によると、タイヤ片は第1滑走路南側の約600〜700メートルにわたり6個見つかった。最大で長さ1メートル超、幅約50センチ。同日午前0時36分発の米貨物機のタイヤで、同機は約6時間半後、行き先のアンカレジ空港に無事着陸しているという。