消息を絶った中日本航空の小型機=中日本航空提供 28日午後1時20分ごろ、札幌市の丘珠空港から、小型プロペラ機が予定時間を過ぎても到着しないと国土交通省に連絡があった。同省は遭難した可能性が高いとみて捜索を始めた。 同省によると、プロペラ機は中日本航空(愛知県豊山町)所属のセスナ206型機。2人が搭乗しており、同日午前8時49分に新潟空港を出発し、4時間後に丘珠空港に到着する予定だった。 同10時半ごろ、青森県の竜飛崎に到達したとの交信を最後に、連絡が取れなくなったという。同機の燃料は午後2時19分には切れたとみられ、同省などが運航経路を中心に捜索している。