羽田空港再拡張:騒音問題 誘導灯台でルート徹底 海ほたるに国交省設置へ 高度上昇検討も ／千葉－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)羽田空港再拡張後、着陸機の騒音が増加し、県民からの苦情が相次いでいる問題で、国土交通省は４日、木更津市周辺で騒音が顕著となる冬場などの北風好天時に、富津沖海上を北上し、羽田へ向かうルートを日没後も徹底させるため、着陸誘導用の航空灯台を海ほたる屋上に設置し、今冬から運用すると発表した。南風好天時に目立つ千葉市周辺の騒音解消のため、飛行ルートの高度を上げる具体的な検討も始める。千葉市内で同日開かれた、県や関係２５市町村で構成する連絡協議会で明らかにした。 １０年１０月に羽田空港Ｄ滑走路が供用開始されて以降、羽田着陸便が増加し、木更津、君津両市などは、陸上ではなく富津沖海上を通るルートの徹底を国交省に求めていた。 昨夏以降の運用改善で、海上ルートの飛行回数は昨年１０月から今年３月までの日中で、前年同期比約７倍に改善されたが、日没後は目視による航行が難しく、陸上ルートが利用されていた。目視の目印と
