鹿児島県霧島市を拠点に小型のチャーター便などを運航している「新日本航空」が、おととし、着陸時に機体の一部を損傷する事故を起こしていたのに、国土交通省に「航空事故」として報告していなかったことが分かりました。 会社に確認したところ、おととし9月にチャーター便として鹿児島県三島村の飛行場に着陸した際、強い衝撃で前輪を支える脚の付け根や、胴体の一部などが損傷していたことが分かりました。 航空法では、大がかりな修理が必要なほど機体が損傷した場合、航空事故として国土交通省に報告することが義務づけられていますが、報告をしていませんでした。 新日本航空は、NHKの取材に対し「当時、トラブル自体は伝えていたが、航空事故に該当する損傷だとは考えていなかった。事故のあと機体を分解して船で運び、廃棄することにしたため、飛行はしていない」と話しています。 国土交通省は、事故の状況や報告をめぐる経緯について詳しく調
![新日本航空 機体の一部損傷する事故 報告せず | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5333c350f852df81192d0ac99bfad87792579264/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190306%2FK10011838061_1903061715_1903061758_01_02.jpg)