お産における責任の所在 - みかどクリニック ブログお産は自然な生理現象である。病気ではない。それ故、お産には健康保険が適応されていない。しかるに、なぜ多くの産婦は病院で出産をするのであろうか。何かあったときには安心だから、というのがその多くの理由のようだが、裏を返せば自分のお産に自信がないということでもある。 自然な生理現象なのになぜ？大小便をするのに自信のない人がいるであろうか？他の人に委ねるであろうか？確かに、そういう病気はあるにはあるが・・・・。 今秋、「玄牝」という自然分娩のドキュメンタリー映画が公開される。これを機に、自然分娩が見直されるであろう。また、喜びあるお産、今のような医療側を主体としたお産ではなく産む側を主体としたお産が見直されてくるに違いない。その際、問題となるのがお産における責任の所在である。医療側に責任があると、今のような過剰な医療の介入がお産でおこなわれるのは当然のことである。女性が、産婦が、喜びあるお産を希望
