今季はGPシリーズNHK杯優勝、四大陸選手権4位と、トップスケーターへの扉が開かれた村上大介。今季の飛躍と、今後の目標について語った。 ――ISU主催大会で、日本男子では最高位の4位。見事な演技でしたね。 全日本選手権で7位に落ちて悔しい思いをしました。四大陸選手権というチャンスをもらえた瞬間から、とにかく日本男子として旗を背負って頑張ろうと思っていたので、日本人のなかで一番なのは嬉しいですが、個人的には優勝が目標でした。パーフェクトな演技をしても表彰台に届かなくて、今は悔しい部分が大きいです。まだ表彰台に足りないという評価を頂いたので、もっと練習したいです。 ――村上選手というと、2006年世界ジュニア選手権に米国代表として出場していたのを思い出します。米国時代はどんな選手だったのでしょう? 米国でスケートを始めたのは、9歳の時です。両親がグリーンカードを得て移住し、僕はショッピングモー