【本学研究者情報】 〇病院顎口腔機能治療部 助教 土谷忍 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 エコチル調査(注1)のデータ(95,380組)を利用して、乳幼児期の中耳炎発症とヨーグルトの習慣的な摂取頻度との関連について解析しました。 ヨーグルトの摂取頻度が高いほど中耳炎の発症リスクが低下する傾向が確認されました。 【概要】 近年の研究により、プロバイオティクスス(注2)には中耳炎の予防効果があることが知られています。しかし生活習慣としてヨーグルトを摂取することにどの程度の効果があるかについては不明でした。 東北大学病院の土谷忍助教らのグループは、環境省が実施している子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の95,380組の親子を対象に、中耳炎発症の有無(6か月、1歳、1歳半、2歳時点での罹患を確認)と、母子それぞれのヨーグルトの習慣的な摂取頻度の関連について解析を行いまし