タグ

ブックマーク / www.tohoku.ac.jp (3)

  • ヨーグルトの習慣的な摂取と中耳炎予防 全国出生コホート調査(エコチル調査)の乳幼児約10万組のデータから

    学研究者情報】 〇病院顎口腔機能治療部 助教 土谷忍 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 エコチル調査(注1)のデータ(95,380組)を利用して、乳幼児期の中耳炎発症とヨーグルトの習慣的な摂取頻度との関連について解析しました。  ヨーグルトの摂取頻度が高いほど中耳炎の発症リスクが低下する傾向が確認されました。 【概要】 近年の研究により、プロバイオティクスス(注2)には中耳炎の予防効果があることが知られています。しかし生活習慣としてヨーグルトを摂取することにどの程度の効果があるかについては不明でした。 東北大学病院の土谷忍助教らのグループは、環境省が実施している子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の95,380組の親子を対象に、中耳炎発症の有無(6か月、1歳、1歳半、2歳時点での罹患を確認)と、母子それぞれのヨーグルトの習慣的な摂取頻度の関連について解析を行いまし

    ヨーグルトの習慣的な摂取と中耳炎予防 全国出生コホート調査(エコチル調査)の乳幼児約10万組のデータから
    lovely
    lovely 2023/06/01
    『ヨーグルトの摂取頻度が高いほど中耳炎の発症リスクが低下する傾向』
  • 統合失調症の病態に男女差はあるか? 脳内トランスクリプトーム解析に基づく疾患病態の性差の解明

    学研究者情報】 〇大学院医学系研究科精神神経学分野 講師 兪志前 大学院医学系研究科精神神経学分野 教授 富田博秋 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 統合失調症注1罹患者の脳領域(背外側前頭前野注2)のトランスクリプトーム注3解析を行ったところ、女性罹患者においてドパミン注4、GABA注5神経伝達とミトコンドリア機能注6に関連する遺伝子の顕著な発現変動が認められた。 女性の統合失調症患者および雌マウスで、ミトコンドリア代謝を制御するACSBG1注7のDNA高メチル化注8および発現減少を特定した。 統合失調症の発症に関わる要因は男女で異なる側面があり、性差に着目することで統合失調症の病態解明が進む可能性を示唆した。 【概要】 統合失調症の臨床症状に男女差があることが指摘されていますが、男女差が生じるメカニズムについては未だ不明な点が多く残っています。東北大学大学院医学系研究科の兪志

    統合失調症の病態に男女差はあるか? 脳内トランスクリプトーム解析に基づく疾患病態の性差の解明
  • 日本海溝の詳細なスロー地震分布図を作成 ―スロー地震多発域が東北地震の破壊を止めた―

    【概要】 京都大学防災研究所 西川友章 JSPS特別研究員、防災科学技術研究所 松澤孝紀 主任研究員、京都大学防災研究所 太田和晃 特任助教、東北大学大学院理学研究科 内田直希 准教授、京都大学防災研究所 西村卓也 准教授、東京大学大学院理学系研究科 井出哲 教授らの研究グループは、日海溝1全域にわたる詳細なスロー地震分布図を初めて作成しました。 スロー地震は通常の地震と比べ極めてゆっくりと断層が滑る現象で、海溝型巨大地震2発生域の周辺で発生します。そのため、スロー地震と巨大地震の関係が盛んに研究されてきました。一方、2011年東北地方太平洋沖地震(以下、東北地震)が発生した日海溝では、詳細なスロー地震分布は明らかになっておらず、スロー地震と東北地震の関係も解明されていませんでした。研究は、日海溝海底地震津波観測網(S-net)をはじめとする陸海域の地震・測地観測網のデータを用いて

    日本海溝の詳細なスロー地震分布図を作成 ―スロー地震多発域が東北地震の破壊を止めた―
  • 1