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ブックマーク / mazzan.at.infoseek.co.jp (2)

  • 反社会学講座 第6回 日本人は勤勉ではない 本当に新しい歴史教科書1

    お知らせ この回の内容は、『反社会学講座』(ちくま文庫版)で加筆修正されています。引用などをする際は、できるだけ文庫版を参照してください。 ●頑張りスパイラルの恐怖 世の中には、ときどき、おかしなことをいう人がいます。「おまえだろ」という意見は脇に置いときまして。で、おかしなことをいう人がなぜおかしいのかと申しますと、自分がおかしいことに気づいていないのです。当人は百パーセントの正論を述べてると思いこんでるものだから、おかしなことをいう人は、おしなべてエラそうな顔しておかしなことをいい張ります。 先日も、こういう意見をおっしゃる方がいました。 「この不況をなんとかしようとみんなが頑張ってるというのに、ホームレスが昼間っから寝ていたりするのを目にすると、腹が立ちます」 じつは、みんなが頑張ってるから、不況が深刻化しているのです。それをこの方はおわかりでない。いえ、この方ばかりではないでしょう

  • 反社会学講座 第7回 続・日本人は勤勉ではない 本当に新しい歴史教科書2

    お知らせ この回の内容は、『反社会学講座』(ちくま文庫版)で加筆修正されています。引用などをする際は、できるだけ文庫版を参照してください。 ●甘ちゃんだった明治っ子 江戸時代まで、日人はさほど勤勉ではなかったというのが、前回の結論でした。これは歴史的事実ですので、異を唱える余地は、まったくありません。日人は昔から勤勉な民族だった、とする過去の歴史認識こそが、捏造された史観だったのです。 人間らしく、身の丈を知って、平和に暮らしていた日人が、いったいいつ、どのようにして変貌していったのか。今回は、その歩みを明治から高度成長期まで追っていきたいと思います。 明治の詩人、萩原朔太郎の『孤独者の手記から』には、こうあります。 労働の讃美は、近代に於ける最も悪しき趣味の一つである。 江戸時代にはほとんど見られなかった労働の讃美が、明治時代に始まっていたことを示す一例です。ご存じの通り、明治政府

    low-speed
    low-speed 2009/10/06
    すばらしい
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