「言質」の意味と類語 「言質」にはあとで証拠となる(約束の)言葉。という意味があります。漢字の成り立ちが示す通り、言葉を質にとるイメージですね。あとで証拠にするために、公の場や、他にも聞いている人がいる場所で語られている言葉のほうが、「言質」となりやすいでしょう。ビジネスにおいては言った、言わない、で揉める場合があるので、個人的には、言質を取るよりも、メールや文書などで残したほうがいいケースが多いです。 「言質」の読み方 この「言質」という漢字、漢字の読み方を問う問題でもよく出ます。「言」は、言葉の「こと」、言語の「げん」がポピュラーですよね。「質」のほうは質屋の「しち」、質問の「しつ」が思い浮かびます。だから、ゲンシツと読む人が多いんです。あまりにこの読み間違いが多いことから辞書にも載るようになったゲンシツ。でも、正しくはゲンチと読みます。 「質」の字を後ろにつける2文字の熟語をみてみる