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  • とは考 『文明が衰亡するとき』高坂正堯

    国際政治学者の著者が亡くなってから15年以上経ちます。国家の歴史を徹底的に分析し、現在の政治に言及する学者でした。今いてくれたら、どんなによかったことかと思います。 書は、小国にもかかわらず、通商国家として成功したヴェネチアとオランダの衰亡史をとりあげた内容です。今の日が学ぶべき点が非常に多いと感じました。その膨大な内容の一部を要約して、紹介させていただきます。 ・ヴェネチアは大陸国家のように重い権力装置を持たなかったので、その費用も少なくてすみ、財政管理は極めて効率が高かった。国家は商業会社のように運営されていた ・豊かになると、国民の間に富の差が生じ、力の格差をもたらす。国が強くなると、国際的な反撃を生み、権力政治に加わらざるを得なくなる。それらは強い権力を必要にさせる ・安定したリーダーシップを確保しながら、専政を防止する方法として、貴族政が確かであることは歴史の示すところ ・ヴ

    lowpowerschottky
    lowpowerschottky 2016/06/22
    “今の日本は、成長期は終わり、成熟期に入っています。”
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