2020年5月13日のブックマーク (1件)

  • 四川省の「伝説の財宝」発見、ミステリー解明のきっかけは闇売買

    【5月12日 東方新報】中国・四川省(Sichuan)眉山市(Meishan)彭山区(Pengshan)江口鎮(Jiangkou)を流れる岷江(Min River)の川底から見つかった、17世紀のものとみられる重さ8キロ、金含有量95%の金印「蜀世子宝(蜀王の太子の宝)」(蜀は四川省地域の旧称)。中国で長らくミステリーとされてきた「伝説の川底の財宝」は、数年前に別の金印が800万元(約1億2100万円)で闇売買されたことなどから発覚。今回、王の世継ぎが使う金印が中国で初めて見つかったことで、歴史ファンの間で新たなロマンを呼んでいる。 明朝末期の農民反乱軍の指導者だった張献忠(Zhang Xianzhong)は、四川省を支配し、大西王を名乗った。1646年、部隊を率いて成都(Chengdu)から岷江沿いに南下する際、江口鎮付近で明軍に襲撃され、大量の財宝が船ごと沈んだという記録が残っている。

    四川省の「伝説の財宝」発見、ミステリー解明のきっかけは闇売買