国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、FIFAワールドカップカタール2022開催に先立ちスピーチを行った。19日にイギリス紙『デイリー・メール』がコメントを伝えた。 20日のカタール代表vsエクアドル代表でついに幕を開けるカタールW杯。しかし、スタジアム建設に従事した移民労働者の人権問題、LGBTQ+コミュニティに排他的な文化、欧州のシーズン真っ只中となる開催時期など、カタールでのW杯開催の是非をめぐる議論が尽きることはない。 インファンティーノ会長はスピーチの冒頭、カタールW杯への批判に言及。「今日、私はカタール人であり、アラブ人であり、アフリカ人であり、ゲイであり、障害者であり、移民労働者であると感じています。もちろん、私はカタール人でもなく、アラブ人でもなく、アフリカ人でもなく、ゲイでもなく、障害者でもありません。しかし、外国で外国人として差別され、いじめ