どうも服部です。昭和時代をさまざまな形で振り返っていくシリーズ記事、今回はタイトル通り、日本語の横書きの書き順について調べていきたいと思います。 現在、日本語の横書きは左から右に向かって書きますが、1945年(昭和20年)の終戦前の書籍や映像などを見ると、反対に右から左に書かれているものを目にします。これがいつ頃、なぜ現在のように変わっていくのかというのが今回のテーマです。 ■この記事の完全版(全画像・外部リンク付き)を見る ■そもそも日本語に横書きはなかった そもそも日本語は右から左方向に縦書きするものであって、横書きをするのは名称や店名などを横長の額や看板に書くような場合に限られ、縦書きと同じように右から左に向けて書かれていました(正確には「1行1文字の縦書き」というようです)。 事態がややこしくなるのは、西洋文化が一般にもどしどし入って来る明治時代以降です。英語をはじめとする欧米文化
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