神戸市に、クインランドというベンチャー企業がある。1996年に設立され、2002年にはナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)に上場した。従業員数約1100人、連結売上高1000億円あまり(2006年度)というかなり規模の大きなIT企業だが、もともとのスタートは兵庫県西宮市の小さな中古車店だった。車買い取りで有名な「ガリバー」のフランチャイズ店だったのだ。 この企業の歩みを追ってみよう。Web2.0という言葉で表現されているような考え方がどのようにして21世紀の企業活動の中から生まれ、そしてどのようにしてリアルなビジネスへと進化していったのかを、つぶさに見て取ることができる。日本のWeb2.0を考えるとき、クインランドはきわめて貴重なモデルケースである。 おせっかいなナレッジマネジメントシステム クインランドがITの世界に進出したのは、イントラネット上で使うシステムを自社開発したのがきっかけだ
テーブルレイアウトとはテーブルタグを、左のようにセルを切ってレイアウトするもの。そもそもはテーブルタグは表に使われるものであって、レイアウト目的で使うべきではないという意見はごもっともなものの、きっちり幅指定や余白指定ができてブラウザ依存しにくいことから、企業サイトはもとよりいろいろなサイトに使われておりました。いや、今でも立派に使われています。 対してCSSレイアウトは、上と同じレイアウトをHTML(XHTML)+CSSで表現するもの。こんな感じです。記述は一例として適当に書いてるんで、アテにしたり突っ込みいれたりしないでくださいね(笑)。 【HTML】 <div id="header"> <h1>毎日考ブログ(ヘッダ部分)</h1> </div> <div id="main"> <div class="menu">メニュー部分</div> <div class="contents">本
インターネットは既存メディアを駆逐するのか――。 こういったたぐいのネットVS既存メディア論というのは、これまでも各所で語られてきたわけだが、結局「それぞれ一長一短だよね」という無難な線で、とりあえず落ち着いている感はある。 ただ、今まで既存メディアが優位性を保っていた部分においてもネットが力を持ちつつある――最近、このように感じ始めている。以前から語られてきたネットの優位性というのは「速報性」とか「検索の利便性」とか「無料」であるといった、どちらかといえば機能性に依拠した部分が多かった。不特定多数による発信というのも大いなる利点だと思うのだが、メディア論的に語られる時、これらは、たびたびマイナスファクターとしてとらえられるケースがあった。 要するに「書いてある中身に関しては、新聞とか雑誌といった既存メディアにはかないっこない」こんなスタンスだったわけである。しかし、単純な記事のクオリティ
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