川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された10代の少年3人が事件直前に飲酒していたことが、捜査関係者への取材でわかった。上村さんが自らこのグループと連絡を取って合流していたことも新たに判明。神奈川県警は、飲酒が与えた影響などを慎重に調べている。 逮捕されたのはいずれも自称で、リーダー格の無職少年(18)、無職少年(17)、職人の少年(17)の計3人。捜査関係者によると、18歳の少年は「当時のことは今は話さない」と容疑を否認。17歳の2人は「やったのは18歳の少年だ」と話しているという。 捜査関係者によると、3人は事件前日の19日夜から、川崎区の職人の少年宅で酒を飲み始め、その後、近くの飲食店に移動した。その最中、上村さんが17歳の無職の少年に無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って、「先輩遊びましょうよ」と