近年、沖縄県で台湾の大学に進学する学生が増えている。理由は学費・生活費の手頃さや距離の近さだ。沖縄タイムス(2018年5月29日)の報道によると、17年度に沖縄県内の台湾進学塾4校から台湾の大学に進学したのは61人で、14年度の3人から急増しているという。 那覇市内で台湾進学コースを開設した中国語教室「チャイニーズスクール沖縄」によると、18年に入り、学年トップレベルの高校生らが「語学に加え技術や専門性も身に付けたい」と台湾進学を目指すケースも出てきたそうだ。 実際に台湾進学した人の思いを知りたい──。12月、親戚の結婚式に合わせて一時帰省中の22歳の大学生が那覇市内でインタビューに応じてくれた。彼女の名前は新垣沙也加(あらかき・さやか)さん。台北市の国立台湾師範大学で経営学を学んでいる。 大学3年生の沙也加さんは今、沖縄県出身の友人らとインスタグラムで「美らすい(ちゅらすい、@taiwa