2月26日、くにたち市民芸術小ホールで開かれた日本母親連盟西東京地区主催の講演会に参議院議員の山本太郎氏が登壇。同連盟の関係者の非科学的な言動や、ニセ科学と指摘されている「ホメオパシー」との関係、右派団体「倫理法人会」や「日本会議」等との関係などを指摘し、今夏の参院選において同連盟からの支援は受けないと断言した。 日本母親連盟は、昨年設立された政治団体。代表者の阪田浩子氏は、神奈川県倫理法人会・女性副委員長。日本会議代表委員を務める加瀬英明氏を会長とする「国家ビジョン研究会」のメンバーでもある。顧問の医師・内海聡氏は、宗教団体「サイエントロジー」とともに反精神医療運動を行うほか、反ワクチン運動やホメオパシーにも関わる。 山本氏は講演で、いわば「敵地」に乗り込んで右派とニセ科学・ニセ医療の人脈・思想が交錯する日本母親連盟の実情を面と向かって指摘し、自らとの立場の違いを突きつけた形だ。ネット上
愛煙家と嫌煙家。水と油に思える両者にとっても、考えさせられるニュースが報じられました。 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)の受動喫煙シーンに公益社団法人「受動喫煙撲滅機構」が申し入れを行ったことが物議を醸しています。 申し入れ書の主要箇所を抜粋すると、「わざわざ受動喫煙のシーンを、公共の放送、未成年者も視聴する番組において、放映するのはなぜでしょうか」と疑問提起。さらに、「こうしたことは、受動喫煙を世間に容認させることにもなります。未成年者や禁煙治療中の人たちへ悪影響を与え、何よりも出演者・スタッフの受動喫煙被害が紛れもなく行なわれているのです」(原文ママ)と危惧し、下記2点の要望を提示しました。 一、『いだてん』において、受動喫煙のシーンは、今後絶対に出さないでください。 二、『いだてん』で、受動喫煙場面が放映されたことについて、番組テロップなどで謝罪をしてください。
【AFP=時事】実験室で培養した脳から、人のものに似た電気的活動を初めて検出したとする研究論文が29日、発表された。この研究結果は、神経学的状態のモデル化、さらには人の大脳皮質(灰白質)の発達に関する根本的理解への道を開くものだという。 【関連写真】各部位が認識できるオルガノイドの画像 豆粒大の「培養脳」に意識があるかどうかは、まだ明らかになっていない。今回の革新的進展をもたらした研究チームは、検出された電気的活動が早産児のものに似ていることから意識はないとの見方を示しているが、確かなことは言えないという。これはこの研究分野に新たな倫理的次元を開く問題だ。
「ケガの深刻さは球速に比例する」大船渡佐々木の登板回避に元プロ野球エース2人は一定の理解 から続く 【写真】佐々木登板回避は「英断」と語った馬原さん 大船渡高校・佐々木朗希(ろうき・3年)投手の登板回避問題。準決勝までの4試合で435球を投げた佐々木投手に国保陽平監督(32)が下した判断は、疲労の蓄積と故障防止を考慮しての「欠場」だった。 「チームの甲子園出場がかかっていたわけですから、苦渋の決断だったと思います。でも、“十年に一度の逸材”を預かる指導者として、英断を下したのだと思います」 そう語るのは、かつて日本を代表するクローザーとして活躍した元福岡ソフトバンクホークスの馬原孝浩氏(まはらたかひろ・37)だ。熊本市立高校(現・熊本市立必由館高等学校)から九州共立大に進み、2004年に福岡ダイエーホークスに入団。最速158キロの剛速球と鋭く落ちるフォークボールを武器に、絶対的なストッパー
二つのミステリーサークルの正体は、飫肥杉(おびすぎ)――。宮崎県日南市の森林に広がる直径70メートルほどの幾何学模様は、同市一帯に分布する杉の成長や強度を調べるための試験林だ。 宮崎南部森林管理署によると、飫肥杉は油分が多くて腐りにくいため、木造船などに使われていたが、繊維強化プラスチック(FRP)の普及によって需要が激減。住宅建材用に適した植栽密度と成長の関係を調べるため、1973年度に試験栽培が始まった。 1周36本ずつ、中心に近づくにつれて植栽間隔を狭くして12周分植えた。その結果、外側の木は高さ約20メートルにまで成長し、中心部より約5メートル高かったという。 同署の野辺忠司次長は、「樹高は植栽密度に影響されないという定説が覆された。ミステリーサークルのような形になっているとは驚きだ」。 試験栽培は50年を迎える2023年度に終えて伐採する予定だった。だが、思いがけない現象と反響に
「お前やってることは法律に引っかかってんだよ!」――自身のサイトに「Coinhive(コインハイブ)」を設置したとして検挙されたWebデザイナーを、神奈川県警の捜査員がどう喝している取り調べ音声データを入手。当事者とその弁護士に検挙の問題点を聞きました。 【独自入手:神奈川県警の取り調べ】 サイト訪問者のPCを使ってWebブラウザ上で仮想通貨をマイニング(採掘)させる「Coinhive(コインハイブ)」を設置したことを巡り、複数の検挙者が出ている問題(通称:Coinhive事件)。ねとらぼでは1月30日に「なぜコインハイブ『だけ』が標的に 警察の強引な捜査、受験前に検挙された少年が語る法の未整備への不満」との記事を公開し、検挙者の1人である少年を取材しました。 今回は前述の記事内でも紹介し、現在刑事処分に対して異議を申し立てる裁判を行っているWebデザイナー「モロさん」の検挙事件について取
国税庁は13日、生命保険各社が「節税」効果をアピールしていた経営者向けの定期保険について、税務の取り扱いを見直す案を生保各社に示した。現行では保険料を全額経費として計上し、法人税の支払いを減らせる効果があった。しかし、各社の戦略は大幅な見直しを迫られることになり、大手生保4社はいずれも該当商品を販売休止する方針を明らかにした。 この日、国税庁は生保各社の担当者を集め、会議を行った。複数の関係者によると、法人向け定期商品のうち、ピーク時の「解約返戻(払戻)率」が50%を超える商品について、これまでのように保険料を全額経費として計上することをできなくする、との案が示されたという。背景には、返戻率が高い商品は資産形成効果が高く、保険本来の相互扶助の趣旨に反する懸念があるとみられる。この中には、ここ数年各社の販売が過熱した「節税」保険も含まれる。 国税庁は今後、パブリックコメントを実施したうえで、
「大学卒業から3年以内の離職率3割」が改善される兆しは、まだ見えてこない。離職の原因として指摘されているのは「過重労働」「仕事に見合わない賃金」「パワハラなどの職場環境」などだ。しかし、私の周囲で早期退社する人たちの声を聞くと、統計には表れにくい「情緒的な理由」を挙げるケースが意外と多い。 【転職に向かない人の8つの人柄】比較グラフはこちら たとえば、「さみしかったから」もそのひとつだ。自ら望んで入った会社を「さみしかったから」で辞めてしまうなんて、「甘えるのもいい加減にしろ!」と思わなくもないが、最初に入社した会社を4年弱で辞めた20歳代後半の彼から話を聞いて、「なるほどなあ」と共感してしまった。 彼が大学を卒業して働き始めたのは東日本にある中堅電機関連企業。大学で学んだ分野を生かした専門職に就きたいと試行錯誤した結果、やっと勤め先を決めたと聞いた、年の離れた我々「オヤジグループ」が東京
◇2020 THE TOPICS 話題の側面 マラソン界を席巻しているシューズがある。「ナイキズーム ヴェイパーフライ4%」。大迫傑(27=ナイキ)が2時間5分50秒の日本新記録をマークした10月7日のシカゴマラソンで着用していたシューズだ。そのレースで優勝したモハメド・ファラー(35=英国)をはじめ、上位5人が履いていたのは全て同じものだった。東京五輪を2年後に控え勢力を増しつつある新兵器。席巻する「厚底ブーム」は、かつて競泳界が巻き込まれた狂騒曲にどこか似ているが、果たして…。 今年9月16日は、ドイツ・ベルリンで人類が42・195キロを初めて2時間1分台で走った歴史的な日だ。2時間1分39秒で走ったキプチョゲ(ケニア)をサポートしたのが、噂のシューズだった。 日本では今年2月、東京マラソンで設楽悠太(26=ホンダ)が16年ぶりの日本記録更新となる2時間6分11秒をマーク。その約8カ月
Jリーグは1993年に開幕し、今年で25周年を迎える。25年前は増加傾向にあった日本の人口も今では減少傾向にあり、2050年には1億人を下回ると言われている。人口の減少に伴い市場の縮小は避けて通れない現実であり、これまでほぼ100%国内のマーケットのみを対象に成長してきたJリーグも、強い危機感を持っている。株式会社Jリーグマーケティング海外事業部の小山恵氏が、自ら取り組むJリーグ世界市場へのチャレンジの最前線をお伝えする。 ● 10年2100億円の巨大契約が意味するもの Jリーグは2017シーズンから10年間で約2100億円という大型の国内放映権契約を、英国Perform Groupと結んだ。この契約は日本のプロスポーツ史上で最大級の規模であり、この大きな契約金がJリーグに自由度の高い経営と将来への様々な投資を可能にしたことは非常に大きい。しかし逆に言えば、向こう約10年間の国内放映権収入
今年4月、経済産業省は2025年までに紙幣・硬貨を使わないキャッシュレス決済を、現状の倍である40%まで引き上げる「キャッシュレス・ビジョン」を策定・発表した。また、年々増加するインバウント対策として政府は、「東京オリンピック・パラリンピック開催時までに、外国人が訪れる主要な施設・観光スポットにて100%のクレジットカード決済対応を目指す」ことも公表した。 急速に進展する日本のキャッシュレス化。今や、いたるところで電子マネーやクレジットカードを介したキャッシュレス決済が進行している。しかしそんな中、誰もが知る有名チェーン店にもかかわらず、現金でしか決済できない店がある。 その一つが大手外食チェーン「串カツ田中」だ。 串カツ田中は、現在、全国で205店舗、海外で2店舗(2018年8月12日時点)を展開している。だが、その中でクレジットカードが使えるのは、あとで詳述する通りわずか16店舗にすぎ
京大、ハーバード大学(米国)、ニューメキシコ大学(米国)などの研究グループは7月19日、サイコパス傾向が高い人ほど「ためらいなくうそをつく」傾向があり、脳の前部帯状回という心の葛藤に関わる部分の活動が低いと発表した。米国の刑務所に収監中の囚人を対象にMRI装置を用いた実験を行った。 【画像】サイコパス傾向とうそをつくかの反応時間 通常サイコパスは全体の1%程度しかいないとされているが、刑務所に収監されている囚人の15〜25%はサイコパスという報告がある。研究グループはニューメキシコ州の刑務所の男性囚人67人を対象に実験を実施。コイントスを使った課題を出し、機能的磁気共鳴画像法(fMRI:functional magnetic resonance imaging)と呼ばれる方法で、課題中の脳活動を測定したという。 課題はコイントスの結果(表か裏か)を予測し、合っていれば金銭を受け取り、外れれ
ラジオ史における前代未聞の事件――TBSラジオ野球中継撤退で実現した「表裏文化放送」【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#74】 西武4回戦(4月17日)は十亀剣、上沢直之の両先発だった。ファイターズ的に言うと「上沢が危険球退場し、苦心の継投でつないだ試合」だ。西武的には「初の東京ドーム開催、ライオンズクラシック大盛況(松崎しげるさん生歌最高!)」という感じか。スコアは7対2でファイターズ勝利だ。開幕シリーズで3タテを喫した好調西武にやっと勝てた。 翌日、メットライフドームに所を移しての5回戦は例の「0ー8からの大逆転劇」である。うちは上原、田中豊、トンキンが大量失点、ちょっとトラウマになりそうな負けだった。まぁ、いかに西武の集中打がすごいかということでもあるし、うちのリリーフ陣の未熟さが露呈ということでもある。まだ石川直はあれを止める力はないんだなぁ。頑張れ石川直、いつか必ずこの悔
正露丸の製造販売元である大幸薬品(大阪府、柴田高社長)は2014年、アニサキスの活動を抑える効果があるとし、正露丸の主成分・木クレオソートの活用に関する特許を取得した。 大きな波紋を呼んだ昨年のアニサキス騒動。水産業界内では「騒ぎすぎ」との声が大半を占める中、「正露丸をのめば大丈夫」と言う業界関係者もいる。木クレオソートはアニサキス症用薬剤としては「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法)で認められていないため、用途として表向きにはうたえない。ただ活用に関する特許は取得している。 木クレオソートは、ブナやマツなどの原木から得た木タールを精製した液体。腸内細菌のバランスに影響を及ぼすことなく、腸の調子を整えることができる。同社は木クレオソートについて、アニサキス症の予防・症状改善のための薬剤としての活用に関する特許(特許第5614801号)を取得している。
セキュリティ企業のESETは、ハードディスク搭載PCをクラッシュさせる音響攻撃「ブルーノート」に関して注意を呼びかけた。PCのスピーカやPCの近くに置かれたスピーカからある種の音を流すだけで、PCを使用不能な状態に陥れられるという。 この攻撃は、ミシガン大学と浙江大学の研究チームがデモンストレーションしたもの。音楽である音程を意味する用語“ブルーノート”と、Windowsのクラッシュ画面“ブルースクリーン”から、ブルーノート攻撃と呼ばれるようだ。 研究チームによると、音の振動でハードディスクの読み書きヘッドとプラッターがそれぞれ振動し、振幅が限界を超えるとハードディスクそのものが損傷したり、ソフトウェアが誤作動したりして、ファイルシステムが破壊されクラッシュやリブートに至るという。攻撃を実行するにあたり、特殊な装置は必要ない。PCの内蔵スピーカや近くにあるスピーカから攻撃用の音を流すだけで
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