スーダンの紅海に面したスアキン港で、救出された沈没した船に積まれていた羊(2022年6月12日撮影)。(c)AFP 【6月13日 AFP】スーダン東部の紅海(Red Sea)に面したスアキン(Suakin)港で12日、羊を積んだ家畜運搬船が沈没した。大半の羊はおぼれたものの、乗組員は全員無事だった。当局が明らかにした。船は最大積載量を大幅に上回る数の羊を積んでいたという。 船はサウジアラビア行きだった。スーダン港湾局の担当者は、運搬船「バドル1(Badr 1)」は、12日未明に沈没したと語った。船の最大積載量は羊9000匹だったが、1万5800匹を積んでいたという。 別の担当者は経済だけではなく、環境への影響にも懸念を示した。「港湾の運営に影響が出るのは確実だ」「船で運ばれていた多数の動物の死は環境にも影響を与える可能性が高い」 輸出協会のオマル・ハリファ(Omar al-Khalifa)