国民栄誉賞を受賞したレスリングの伊調馨選手が、日本レスリング協会の幹部から練習場を使わせてもらえないなどの嫌がらせを受けているとする告発状が内閣府に送られていたことがわかりました。レスリング協会は「伊調選手の練習環境を不当に妨げ、制限した事実はありません」などと告発の内容を否定しています。 伊調選手が、協会幹部から練習場を使わせてもらえないなど、コーチとともに嫌がらせを受けているとする告発状を、レスリング協会の関係者の代理人弁護士がことし1月、公益法人の監督などを行う内閣府の公益認定等委員会に送っていたことがわかりました。 内閣府によりますと、ことし1月19日に告発状を受け取ったと言うことで、事実関係の確認を行うことにしています。 告発状では、協会幹部が、リオデジャネイロ大会まで伊調選手が練習拠点としていた警視庁の練習場への立ち入りを禁止し、伊調選手を指導していた男子代表のコーチに対して伊
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