photo credit: paazio via photopin cc 守破離(しゅはり)という言葉がある。 これは日本の武道や茶道等においての師弟関係のあり方の一つなのだけれど、くわえて言うならば物事を習得する段階を表している言葉でもあるだろう。(以下、日本刀精神と抜刀道を参照) 「守破離」の「守」とは、武道を学ぶにあたって、師や各流派独自の教えや形、技などを忠実に守り、それからはずれることのないよう精進して、その教えを堅く守って身につけることである。 「破」とは、今まで学んで身につけた教えや形、技が確実に身につき、修行がさらに進んでいけば、自然と他流の師の教えも心がけ、他流のよい技を取り入れていく。そして自己の守ってきた形の技を破って、心と技を発展させていくのである。 「離」とは、破の状態よりさらに修行していくうちに「守」にとらわれず、また「破」も意識せず、おのずから一つの形、流派を
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