ヤマトホールディングス(HD)は5月21日、共同輸配送のオープンプラットフォームを提供する新会社「Sustainable Shard Transport(略称SST)」を同日付けで設立すると発表した。社長にはヤマト運輸の高野茂幸(たかの しげゆき)グリーン部物流推進部長が就任。2024年度中の事業開始を予定している。 新会社設立にあたり行われた会見では、ヤマト運輸の福田靖 執行役員(グリーンイノベーション開発、サステナビリティ推進統括)が、「持続可能なサプライチェーン構築へ多種多様なパートナーと、新たな物流・新たな価値を創造していきたい。パートナーのビジネスのグリーン化をともに創造し、あらゆる商流・物流が一体となったサステナブルな取組みがスタートする」と挨拶。 <ヤマト運輸 福田執行役員> <SST 高野社長> ヤマトHDがこれまで宅配事業で培ってきた輸配送ネットワーク・オペレーション構築