倉敷芸術科学大が漫画コースを新設 中四国で初 - 山陽新聞地域ニュース倉敷芸術科学大（倉敷市連島町西之浦）は２０１０年度から、芸術学部メディア映像学科に「マンガ・アニメーションコース」を新設する。有名漫画家を客員教授として招き、大学発のプロ養成を目指す。漫画を学べるコースは中四国地方で初めて。 既存の同学科（定員３０人）アニメーションコースを改編する。従来のアニメーションに加え、１、２年次に「マンガ基礎」「マンガ演習」といった講義を設け、漫画の企画の立て方、絵の描き方などを指導。３年に進級する際、コースを選択させる。 プロの漫画家数人が指導。客員教授には「Dr.コトー診療所」の山田貴敏氏、「釣りバカ日誌」の北見けんいち氏が就き、それぞれ年２回程度訪れる予定。学生は卒業時にオリジナル作品を仕上げる。 文部科学省によると、漫画を学ぶ学部・学科を設けているのは京都精華大など全国で４大学。漫画家になるには、プロのアシスタントとして下積みをするケースが多いとされる。
