第1回から大分時間が空きましたが、なんと続きます。「次回は無名関数について書く」とか書いていましたが、先にリストについて言及することにします。 混同されがちですがこのエントリーでは「リスト」と「配列」を厳密に違うものとして扱います。結論を先に簡単に言ってしまうと、リストを配列に代入すれば配列になるし、リストをハッシュに代入すればハッシュになるということです。 Perlの式は値を返す サブルーチンに限らずPerlのあらゆる式は評価された値を返します。返された値は代入先があれば代入され、代入先がなければ捨てられます。 値を返さないケース ブロックは値を返しません(doを使えばブロックに値を返させることが出来ます)。例外的にuse文やpackage文は値を返しません。この二つはコンパイル時にコードを実行する前に最初に評価されるので値の返しようがありません。 さて、本題です。Perlの式の値の返し