Intel、Microsoft、NokiaなどのIT企業が5月7日、高速ワイヤレス技術の統一規格を確立するための団体Wireless Gigabit(WiGig)Allianceを結成した。 WiGig Allianceは、60GHz帯を使ってHD(高精細)コンテンツなどの大容量ファイルを家電、携帯機器、PCなどに高速でワイヤレス転送するための仕様を策定する。この仕様は現行の無線LANより10倍以上高速で、信号の届く範囲は室内程度という。 同アライアンスには先に挙げた3社のほか、Broadcom、Dell、NEC、パナソニック、Samsungなども参加している。 WiGig仕様は第4四半期に加盟各社向けに提供される見込み。