『愛のメモリー(発売35周年 アニバーサリーエディション) [Single, Maxi](エイベックス・マーケティング)』 楽曲ヒットの裏にはさまざまな要因があるとしたら、そのひとつは間違いなくプロデューサーの存在だ。そして昨今のJ-POP界で、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のプロデューサーといえば、この人、亀田誠治。昨年はNHK Eテレ『亀田音楽専門学校』に出演したり、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で、劇中歌の製作を一手に引き受けたりと、彼の名前を目にする機会も多かったわけだが、何より本業のプロデュースワークでは、手がけたアーティストは20組以上。この数字がいわゆる一般の音楽プロデューサーにとって、多いか少ないかは別として、その作業量はやはり相当なものになるはず。名実ともに、日本を代表するプロデューサーの一人といえよう。 これまでに本当に多くのアーティストを手掛けてきた彼だが、その