柔道の全日本学生体重別選手権最終日は4日、東京・日本武道館で男女各3階級が行われ、男子100キロ超級は、1992年バルセロナ五輪男子95キロ超級銀メダリストの小川直也さんの長男で、明大1年の小川雄勢が優勝した。 女子52キロ級は、今夏のユニバーシアードで金メダルの内尾真子(筑波大)が初優勝した。 男子100キロ級は阪本健介(東海大)、同90キロ級は江畑丈夫(国士舘大)が優勝。女子57キロ級は臼井杏(淑徳大)、同48キロ級は小山亜利沙(帝京大)が制した。
柔道の強豪、天理大は5~7月に4年生の男子部員4人による1年生部員への暴力行為があったと4日、発表した。全日本柔道連盟(全柔連)は、藤猪省太部長ら関係者を5日に呼んで事情聴取するとともに、懲罰委員会を設置して処分を検討する。同部長が郵送した全柔連理事の辞表が届き次第、受理する。 柔道界では女子代表での暴力指導問題が1月に発覚し、全柔連は4月から「暴力の根絶プロジェクト」で対策を練っていた。そのさなかに、複数の五輪金メダリストを輩出した有力大学で部内暴力が続いた。藤猪部長は7月に事実を知っていたが学外への報告などはせず、一連の不祥事で8月に体制が一新された全柔連の理事に就いた。 全柔連の近石康宏専務理事は「憤りを感じる」と語り、厳しい態度で臨むことを強調した。 天理大によると5月中旬に4年生4人が練習中の態度を理由に1年生十数人を平手打ち。その後も7月にかけて特定の1年生を木刀でたたくなどし
2000年シドニー、04年アテネ五輪柔道女子48キロ級で金メダルを獲得し、「ヤワラちゃん」の愛称で親しまれた谷亮子氏(37)が女性として初めて全日本柔道連盟(全柔連)の理事に就任する方向であることが24日、関係者の話で分かった。 同日に東京都内で開かれた臨時理事会で提案、3人前後の女性理事を登用する方針という。谷氏は10年に参院議員となり現役を引退した。 指導者による暴力問題や助成金の不正受給など不祥事が続く全柔連は、暴力問題を調べた第三者委員会による最終報告で女性の理事登用を求められた。 臨時理事会では、不正受給問題を調べた第三者委員会の最終報告についても協議。最終報告では、日本スポーツ振興センターからの指導者向け助成金を27人が不正受給し、総額3620万円に上ると指摘された。強化委員会が指導者から助成金を徴収した「強化留保金」のシステムも不適切とされ、上村春樹会長は管理責任を問われた。
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柔道の元世界女王で筑波大大学院准教授の山口香氏(48)が全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員に新たに就任する見通しであることが22日、関係者の話で分かった。全日本学生柔道連盟の推薦によるもので、全柔連は最終調整に入っている。山口氏は暴力問題で前指導陣を告発した女子15選手をサポートした。 山口氏は一連の暴力問題だけではなく、以前から強化委員会による代表選考の不透明さに言及していた。全柔連幹部は「外に向かって発信するだけでなく、中に入ってもしっかり発言できる人だから頼もしい」と期待をかけた。 また、女子代表の田辺勝監督代行(40)と2人の女性コーチの退任が決定。コーチには代わってアテネ五輪78キロ超級金メダルの塚田真希氏(31)、ロンドン五輪同級銀メダルの杉本美香氏(28)が就任する。9月に英国留学を終える塚田氏はこれまで特別コーチだった。関係者によると、ロンドン五輪48キロ級代表で元世界女王
【柔道】園田監督との信頼関係「全部演技だった」 日本オリンピック委員会(JOC)は19日、都内で理事会を開き、全日本柔道連盟(全柔連)への2013年度交付金を停止する処分を正式に決めた。女子日本代表で起きた暴力指導で、告発した15選手への聞き取り調査をした「緊急調査対策プロジェクト」の報告書も公表。強化現場で確認された暴力や侮辱的発言を「重大な不当行為」と認定した。聞き取りは15選手から計20時間以上、7人の指導者からは計17時間以上に及んだ。 園田隆二前監督(39)は一部選手に複数回の平手打ちをしたほか、練習で棒やむち状のものを振り回して選手を威嚇し「たたかれないと動けないなら、家畜と一緒だ」などと発言したと認めた。プロジェクトメンバーの荒木田裕子理事は「正直びっくりしたし、おぞましい。情けない思いでいっぱい」と語気を強めた。 聞き取り調査の中で、ある選手は「園田監督を勘違いさせた私たち
南條 充寿(なんじょう みつとし、1972年4月30日 ‐ )は、愛媛県松山市出身の柔道選手。現役時代は65kg級の選手[1]。現在は仙台大学教授で柔道部の総監督[2]。姪は女子レスリングの南條早映[3]。 経歴[編集] 柔道は4歳の時に始めた[4]。小学校5年と6年の時には、松山少年柔道教室の一員として全国少年柔道大会の団体戦で3位になった[1]。道後中学3年の時には全国中学校柔道大会55kg級で2位となった[1]。新田高校2年の時には新人体重別65kg級で決勝まで進むものの、同じ高校2年である東海大第五高校の中村行成に効果で敗れた。翌年も決勝まで進むが2年連続2位に終わった。国際高校選手権では優勝を飾った[1]。筑波大学進学後、2年の時にはジュニア体重別で2年ぶりに決勝まで進むが、3度敗れることになった[1]。3年からは学生体重別で2年連続3位になった[1]。4年の時には講道館杯決勝で
柔道女子日本代表の南條充寿新監督(40)が19日、高校選手権を視察に訪れた。女子個人戦の無差別級で優勝した朝比奈沙羅(1年=渋谷教育渋谷)に熱視線を送り、観客席で男子代表の井上康生監督(34)と話し込む姿もあった。暴力指導で園田前監督が辞任。さらに不正な金銭徴収問題など、課題に直面している全日本柔道連盟(全柔連)に、新風を送り込む救世主となれるか。期待と重圧のかかる南條新監督の始動初日となった。 シワのない真っ白なシャツを着て、熱戦が繰り広げられている畳の上を見つめた。南條新監督は、試合場のすぐ脇の視察員席ではなく、観客席に座った。関係者があいさつに訪れる度に席を立って頭を下げ、言葉を交わした。女子無差別級の決勝まで見届けると「女子選手も、たくさんいい選手がいます」と話した。 新監督の打診は、18日の理事会の数日前だった。妻の和恵さん(仙台大女子柔道部監督)に「やってみてもいいかな」と相談
全柔連 上村会長辞任せず…女子代表監督は南條充寿氏 全日本柔道連盟の理事会終了後の記者会見で、あいさつする上村春樹会長。左は斉藤仁強化委員長 Photo By 共同 全日本柔道連盟(全柔連)は18日、東京都文京区の講道館で理事会を開き、女子日本代表での暴力指導問題などの責任を取って上村春樹会長が辞めるべきだとの意見が出たが賛同を得られず、同会長の下で組織改革に取り組むことを決めた。副会長、専務理事ら幹部も交代しなかった。 理事会では暴力指導問題を検証した第三者委員会による報告書の提言に従って暴力根絶の宣言を全会一致で採択し、提言を実現するための「改革提言具体化検討プロジェクト」を発足させた。幹部に外部から人材を招くことや初の女性理事の登用など、提言の具体化については6月の理事会までに道筋をつけるとし、26日に臨時理事会を開き計画を練る。 上村会長は記者会見で、プロジェクトに外部有識
女子柔道暴力問題関連で、毎日新聞から衝撃的なニュースが配信されたのですが、(Yahooトピックなど)今ひとつ世間の注目度が低い気がしたので、個人的な感想というか解説を交えてまとめてみました
【パリ=大野展誠】柔道の女子選手15人が全日本女子前監督の暴力行為を告発した問題で、国際柔道連盟(IJF)のマリアス・ビゼール会長は8日、パリで記者会見を開き、「IJFと全日本柔道連盟(全柔連)が合同で、この問題を調査する。結果を分析して結論を出す」と述べ、「柔道の道徳・倫理に関する規定にそぐわない」と、改めて批判した。 重大な問題や過失があった場合、IJFは規律委員会を開いて、各国連盟や選手、監督らに資格停止や除名などの処分を下すことが出来ると定めている。 ビゼール会長は記者会見の前に、全柔連の上村春樹会長から謝罪を受けたことを明らかにした。その場では暴力問題への対処方法を協議したというが、上村会長の謝罪をもって問題の決着とはしなかった。
そろそろ体罰問題から離れてオリンピックの招致活動について触れようと思っていたのですが、またしても大騒動が勃発してしまいました。柔道の問題です。ここまで騒ぎが大きくなってしまうと、触れないわけにはいかんでしょ。 改めて言うまでもないことですが、大前提として、わたしはスポーツに於ける体罰に反対です。ていうか、スポーツに罰を持ち込むという発想自体が間違っていると思ってもいます。 じゃ、なぜ反対なのか。 体罰くらってサッカーが、バスケットが、ゴルフがうまくなるとは思わないから──突き詰めると、この一点に尽きるわけです。 では、うまくなるのなら体罰はあっていいのか。 わたしの答はイエス、です。 殴られることが、罵られることが、自分の技量であったりチーム力の向上に確実につながるというのであれば、どうぞ殴ってください、罵ってください。勝ちたくて、強くなりたくてどうしようもない自分にさらなる力を与えてくれ
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