イップ・マンって誰? ふーん、ブルース・リーの師匠……ドニーさんって、ほんとにブルース・リー好きだねえ……本人についてがネタ切れだから、今度はその師匠を映画化ということかな? と言うのが、最初にこの映画について聞いた時に思ったこと。 さて、イップ・マンとは何者なのだろう? 第二次大戦終結後、英国領・香港。息子と身重の妻と共にこの地にやってきたイップ・マンだが、不況の余波は重く、武館を開くが弟子集めも思うに任せない。さらに、地元の武館の組合に、この香港で道場を開きたければ道場主たちと勝負をせねばならないと要求される。組合の頭である洪家拳の師匠とも互角に戦い、師たるに相応しい実力を示すイップ・マン。ようやく他の武術家たちとも認め合うようになるのだが……。 『エンプレス』はDVDだったので、劇場でドニー作品を見るのは『かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート』以来ということになるか。しかしながら慣