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ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (128)

  • くりごはんが嫌いな男が選ぶ音楽映画ベストテン - シン・くりごはんが嫌い

    毎年恒例ワッシュさん主催の映画ベストテンを選ぶ企画。今回は音楽映画。みなさんなかなか選ぶのに苦戦してらっしゃるようでしたが、ぼくはあっさりと決まった感ありました。 音楽映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 1.さらば青春の光(79年、フランク・ロダム) 2.24・アワー・パーティー・ピープル(02年、マイケル・ウィンター・ボトム) 3.ナッシュビル(75年、ロバート・アルトマン) 4.バード(88年、クリント・イーストウッド) 5.ラスト・ワルツ(78年、マーティン・スコセッシ) 6.ストップ・メイキング・センス(84年、ジョナサン・デミ) 7.ブルースブラザース(80年、ジョン・ランディス) 8.ファントム・オブ・パラダイス(74年、ブライアン・デ・パルマ) 9.ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(99年、ヴィム・ヴェンダース) 10.ソウル・パワー(08年、ジェフリー・レヴィ=ヒント

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  • くりごはんが嫌いな男の2013年ベストムービー(ゼロ・グラビティ以外) - シン・くりごはんが嫌い

    というわけで今年もやってまいりました。なんかネットで映画ベストテンを発表するのはどうなの?という意見も飛び交ってますが、いいじゃん。楽しいんだから。 『ゼロ・グラビティ』も『キック・アス2』も観てませんが、『グラントリノ』も『レスラー』もその年のベストに入れなかったひとなので、多分ランク外になることでしょう。というわけでとっとと発表してしまいます。 元祖『ゼロ・グラビティ』こと『2001年宇宙の旅』で船外に放り出されるシーン 1.バレット 2.オンリー・ゴッド 3.ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン 4.ホーリー・モーターズ 5.ジャンゴ 繋がれざる者 6.パシフィック・リム 7.スプリング・ブレイカーズ 8.マニアック 9.キラー・スナイパー 10.チキン・オブ・ザ・デッド/悪魔の毒々バリューセット 1.は映画の出来としては60点くらいだと思うんだけど、ウォルター・ヒルらしさ溢れ

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  • くりごはんが嫌いな男が選ぶSF映画ベストテン - シン・くりごはんが嫌い

    SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 意外とアクセス数が伸びないと仰ってましたが、年末恒例ワッシュさんの映画ベスト企画。今年はSF映画のベストテンということで、当然ながら今年も参加させていただきたいと思います。この文章自体去年のものをコピペして改変してみた(どうでもいい)。 1.GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(95年 押井守) 2.妖星ゴラス(62年 多猪四郎) 3.サイレント・ランニング(72年 ダグラス・トランブル) 4.THX-1138(71年 ジョージ・ルーカス) 5.ラ・ジュテ(62年 クリス・マルケル) 6.トゥモロー・ワールド(06年 アルフォンソ・キュアロン) 7.バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(89年 ロバート・ゼメキス) 8.フィフス・エレメント(97年 リュック・ベッソン) 9.ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀(86年

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  • オレ、ドラゴンボールとスーパーマンって似てると思うんだよ!『マン・オブ・スティール』 - シン・くりごはんが嫌い

    『マン・オブ・スティール』を2Dの字幕版で鑑賞。 『ダークナイト』はコミックの『ロング・ハロウィーン』を下敷きに、ダークでリアルな犯罪劇の“バットマン”をやるという方向性で大ヒットしたエポックメイクな作品だが、今回おなじような企画で『スーパーマン』を『マン・オブ・スティール』として再リブート。 制作はクリストファー・ノーラン。監督は『300』『ウォッチメン』と、映画化困難な原作をたぐいまれなるセンスでいずれも傑作にしたてあげたザック・スナイダー。そのアナウンスがあったとき、なんでノーラン自らメガホンを取らないのだろうと思ったが、よくよく考えたらノーランは「バットマン」を『ヒート』のように撮る監督であり、CGをつかわずトラックを道路の真ん中で当に横転させるなど、モノホン志向がお強いお方だ。 そこへいくとビュンビュン空を飛び、目からビームを出すなど、文字通りの超人的なパワーで戦うスーパーマン

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  • アンチ!難病モノ!ファック!説明過多!『風立ちぬ』 - シン・くりごはんが嫌い

    ちょっと前にある人からこんなことを聞かれた。 「こないだ『大人は判ってくれない』を観たんですけど、ラストで主人公が海までいって無言で振り返るじゃないですかー?あれって何だったんですか?」 この作品のなかで最も印象的なシーンとして名高いが、このとき主人公は何も言わないし、ナレーションで何かが説明されるわけでもない。彼が何を考えていたのか?彼が何を思っていたのか?それは撮った監督にしかわからない。そして、そのシーンにたいして監督が何も語らない以上、観客はそのシーンについての解釈を迫られる。 これは小津安二郎の映画にも印象的に出てくる。トリュフォーが参考にしたかは定かではないが、日を代表する……いや、世界を代表する名作『東京物語』のラスト。人生の伴侶を失った笠智衆が無言で窓の外を見つめる。カメラは視線の先の海を写す。そして映画が終わる。同じく小津の代表作『晩春』では無言でリンゴの皮をむき、その

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  • 魅惑の納豆コーヒーゼリーサンド『グランド・マスター』 - シン・くりごはんが嫌い

    『グランド・マスター』鑑賞。 ウォン・カーウァイがイップ・マンを題材にしたカンフー映画を撮っていると聞いたのはそれこそ日で『イップ・マン』が公開された時期だったと勝手に記憶しているが(ぼくがニュースとして見たのはそのへんだった気がする……)、そのニュースを目にした瞬間、おもしろそうと思う一方でその出来を懸念してしまった。いや、むしろ後者の感情のほうが強かったといっていいだろう。 なぜかというと彼は一度、『楽園の瑕』というこの手のアクション映画に手を出して大失敗しているからである。 ツイ・ハークの『天地黎明』が大ヒットしたこともあって、当時、香港映画界に第二期の武侠映画ブームが巻き起こっていた。それにあやかったのかどうかはさだかではないが、武術指導にサモ・ハン・キンポーを迎え、『欲望の翼』以上のオールスター・キャストでこのジャンルに挑むも資金が尽きるなどして撮影は幾度となく中断。92年の2

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  • 金曜ロードショーか!『ラストスタンド』 - シン・くりごはんが嫌い

    『ラストスタンド』鑑賞。いわずとしれたシュワちゃん映画復帰作。 いきなり感想を書くとびっくりするほど「シュワちゃんの映画」だった。金曜ロードショーで放送した『コマンドー』を録画して何回も観てた子供のときまで一気に時間を逆行させられた。それほどアーノルド・シュワルツェネッガーという人のたたずまいには映画的な力があるということだ。 ブルース・リー映画のブルース・リーがブルース・リーそのものであるように、この作品でもほとんどキャラクターにたいする説明はなく、あくまでも「映画界に復帰してきたシュワ御大」としてドーンと登場。その潔さたるや見ていて清々しくなるほどで、ここまで徹底してくれたらぐうの音もでない。この時点でシュワちゃんのファンは観にいって損はないことが確約される。 前半、おいおいと思うほど無茶苦茶な作戦を決行して護送中の麻薬王を逃がすというところから映画ははじまる。それと平行して平和すぎる

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  • くりごはんが嫌いな男の2012年ベストムービー - シン・くりごはんが嫌い

    さぁ、今年もやってまいりました。毎年毎年観てる数が少ないと嘆いてますが、今年はダントツで少ないです。48という体たらく。なんでだろうと思ったら、犬が高齢になり、介護が必要で外にあまり出れなかったというのと、伯父さんが末期ガンで余命いくばくもない状態になってしまって、それでドッタバタしてたからなのでありました。しかも昨日から新潟は雪が積もっていて、タイヤも変えておらず、このままでは映画館はおろか、レンタル屋にも行けないので、結局今年観そびれた映画を追うことも出来なくてですね………それでも毎年恒例企画なので、発表いたします。あんまし参考にもならないし、たいしたことありません。 それではベストムービー2012の発表です! 1.Chronicle(クロニクル/日未公開) 2.Project X(プロジェクトX/日未公開) 3.The Cabin in the Woods(13年春公開。邦題

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  • ネタバレあり!『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』について駄文 - シン・くりごはんが嫌い

    注!全体にわたってネタバレあります!! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を朝一の8時から鑑賞。上映時間早すぎだろ。おかげで人がほとんどいなかったからいいけど。 「『エヴァンゲリオン』は文学である」みたいなことを、確か「アニメ夜話」で誰かが言っていた気がするが、まったくその通りで、太宰治が自分自身の恥部をさらけ出して、人々の共感を得ることができたように*1、庵野秀明も人に言ったら絶対に嫌われるようなところまでさらけ出したことにより、同じオタク気質*2を持つ人の共感を多数得て、結果『エヴァ』は熱狂的な人気を獲得した。 なんと言っても、あの『監督失格』をプロデュースし、素顔のままウルトラマンを演じるような人である。いろんなことから逃げたいけど逃げられない運命に巻き込まれたシンジくんが庵野秀明自身であることは想像に難しくない。めんどくさいことからは逃げたいけど、ロボットに乗って破壊の限りをつくしな

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  • くりごはんが嫌いな男が選ぶホラー映画ベストテン - シン・くりごはんが嫌い

    年末恒例??のワッシュさんの映画ベスト企画。今年はホラー映画のベストテンということで、当然ながら参加させていただきたいと思います。 ホラー映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! 1.回路 (2001年 黒沢清監督) 2.叫 (2007年 黒沢清監督) 3.東海道四谷怪談 (1959年 中川伸夫監督) 4.オーディション (1999年 三池崇史監督) 5.この子の七つのお祝いに (1982年 増村保造監督) 6.エル (1953年 ルイス・ブニュエル監督) 7.遊星からの物体X (1982年 ジョン・カーペンター監督) 8.マタンゴ (1963年 多猪四郎/円谷英二監督) 9.レクイエム・フォー・ドリーム (2000年 ダーレン・アロノフスキー監督) 10.回転 (1961年 ジャック・クレイトン監督) 実はホラー映画を熱心に見始めたのは最近ということもあって、いわゆるホラー映画“新規”

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  • 大友はヤクザを辞めたがっている『アウトレイジ ビヨンド』 - シン・くりごはんが嫌い

    『アウトレイジ ビヨンド』鑑賞。 北野武という監督は興行的には当たらない映画を作りつづけてきたが、映画作家としてはとても恵まれた位置からスタートした人だと思う。 タレントが政治家になりやすかったり、二世タレントとしていきなりテレビに出れたりと、圧倒的な知名度のおかげで“あの”ビートたけしは映画を撮ることが出来たわけだが、糸井重里が後に語ってるように、その知名度を逆手に取り、出来上がったものが、お笑いでもなく、とてつもない失敗作でもなく、フランス映画のムードを持った静寂なバイオレンス映画だったことに当時、誰もが驚かされたのではないか。 もちろん、深作欣二が元々撮るものだったという流れはあったものの、監督第一作目にして北野武は圧倒的な作家性をもった作家主義的な監督として、その地位をいきなり獲得することが出来た希有な存在だ。ベネチア映画祭のグランプリをとるなど、世界的な評価ももちろん高い。 そん

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  • 『キャビン・イン・ザ・ウッズ』はホラーが苦手な人にも好きな人にもおすすめできる衝撃作だ! - シン・くりごはんが嫌い

    『キャビン・イン・ザ・ウッズ』をUS盤BDで鑑賞。 5人の大学生たちが夏休みに山小屋へ遊びに行ったら、その山小屋の中に古い日記があり、それを読み上げたとたんにゾンビが襲ってくるというどっかで聞いたことあるような内容。 ストーリーの説明がそのまんま『死霊のはらわた』と同じになってしまうくらい、凡百のホラー映画の体裁を丁寧になぞっているが、これがミソであり「いわゆるこういうホラー映画ってさぁ、これこれこういう展開になるって決まってて、だからさぁ、誰が生き残るとかもわかっちゃうよね、はははは」ということをネタ化した格ホラー『スクリーム』とまったく同じ精神構造を持っている作品。 当然、内容については一切触れることができないが、実によく出来ていて、ホラー映画における「何かが起きる前」のダラダラした部分も、とある組織の情報を少しずつ小出しにし、それと交互に展開させることでサスペンス性を高めることに成

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  • 枯渇しないイマジネーション『プロメテウス』 - シン・くりごはんが嫌い

    『プロメテウス』を3Dの吹替版で鑑賞。 一応ティーザーや宣伝では伏せてるみたいだけども、ハッキリいってしまうと『エイリアン』の前日譚であり、セルフリメイク作品。 リドリー・スコットといえば『エイリアン』と『ブレードランナー』というエポックメイクなSFを二も作り上げた監督なのだが、その後、そのイメージを払拭したかったのか、それとも『ブレードランナー』が興行的に当たらなかったからなのか(後にカルト作として熱狂的なファンを多く生むことになる)、SFと呼べるジャンルのものを一切撮ってこなかった。 ぼくも含め、ファンとしては「もしリドリー・スコットが今の技術SFをふたたび撮ったらどんな作品になるだろう」ということを想像するわけだが、だからといって、近年、史劇やギャング映画戦争映画など、様々なジャンルを生き直し続けている監督がエポックメイクなもんを作ったあとで、ふたたびSFに戻るとは考えられず、

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  • 『ギンガムチェック』を90分引きのばしてみました『ブラッディ・スクール』 - シン・くりごはんが嫌い

    AKBの『ギンガムチェック』のPVを観たときになんてぶっ壊れてる世界観なんだと素直に思った。 ひとことでは説明できないが「グラインドハウス」のフェイク予告編風のPVで、楽曲のイメージは完全無視し、5分半のあいだに、ミニスカポリスのような衣装で銃撃戦を繰りひろげたり、きゅうに怪獣が暴れだしたり、ウォリアーズ的な世界でカンフーをしたり、セーラー服を着たメンバーがつぎつぎゾンビになったりとやりたい放題。それぞれにタイトルがついているのだが、シークエンスとして独立してるわけではないので、観てるこちら側としては、一映画なのか、それともこれは別々なものなのかがわからずじまいだった。さらに画面にはCGでつくられたかわいらしいフォントの字幕が随所に差しこまれ、一回見ただけではそのすべてを把握できないほどの情報がギュウギュウにつめこまれていた。 すさまじいPVだなぁと思いながらもたのしく観たのだが、この

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  • 夏休みはまだ終わっちゃいないぜ!『アベンジャーズ』 - シン・くりごはんが嫌い

    『アベンジャーズ』鑑賞。いわずとしれたスーパーヒーロー大集合の作品。 ぼくはこの手の映画は好きで率先して観にいくけれども、その反面。心の底からおもしろかったぁ!と思ってスクリーンを出ることはそんなになく、逆にいえば、ある程度のおもしろさを分かってて観にいっているみたいなところがどっかにあった。故に、世間的に大絶賛されている『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』や、サム・ライミの『スパイダーマン』シリーズもいうほどテンションが上がったわけではないし、今作の布石となっている『アイアンマン』も『マイティ・ソー』も『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』も、そこそこ楽しんだクチである*1。 しかも個々の作品のエンドロール後やエンディングで『アベンジャーズ』への予告ともいうべきボーナストラックがしこたま公開され、否が応でも作品への期待が高まるように仕向けてるというか、自らそんだけ

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  • 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 3D』を観てきた - シン・くりごはんが嫌い

    『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 3D』鑑賞。どの表記が一番正しいのだろうか?「・」をつけるとか、スペース空けるんじゃなくて「/」をつけるとかさっぱり分からん。 早々に題に入らせてもらうが、実は、ぼくがこの「エピソード1」を観たのは公開してからだいぶ後になってのことである。 元々『スター・ウォーズ』シリーズは「普通に好き*1」くらいであり、当時、映画館に映画を観にいくという習慣とビデオをレンタルするという習慣がぼくにはなかったので*2、公開されたことは知ってたけど、観ないまま、あっという間に時が経っていた。 だからといって気にならなかったか?と言われればウソになるわけで、後にネットという武器を手にしてから『EP1』のことを調べることになるのだが、まぁそのときにビックリしたのが出てくる出てくる酷評の嵐!!一般の層はおろか、熱狂的なファンもその内容に苦言を呈していた―――

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  • R-15は伊達じゃなかった!『ドラゴン・タトゥーの女』 - シン・くりごはんが嫌い

    『ドラゴン・タトゥーの女』鑑賞。原作もスウェーデン版も未見というスタンス。 「ミレニアム」という雑誌の記者がある実業家の不正を報道するも、証拠がないとして、名誉毀損で訴えられてしまった。それにて一文無しになってしまった彼だが、愛人である編集長に迷惑がかかるとして会社を辞めようと決意。どん底の状態にまで落とされてしまった彼の元に一件の仕事が舞い込んでくる。それは大企業の会長からのもので、約40年前に彼らが住む一族の島から痕跡を残さずに消えてしまった少女ハリエットの失踪事件の調査依頼だった。多額の報酬と名誉毀損で訴えた実業家を破滅に陥れる証拠も出すと言われた記者は、元々居場所がなくなったこともあって、警察も調べつくしたこの難事件に挑む……というのがあらすじ。 圧倒的な情報量と膨大なセリフが詰め込まれており、字幕が邪魔なくらい完璧な画面設計をとてつもないスピードでバンバンぶった切っていくため、時

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  • 石油掘ったどー!! - シン・くりごはんが嫌い

    昔々、ダニエル・プレインビューというおじさんがいました。 ダニエルおじさんは石油とお金が大好きです。 ダニエルおじさんには女の影が見えません。 ダニエルおじさんは各地を点々としているので、家と呼べるものがありません。 なので、何故お金を稼ぎたいのか分かりません。 でもダニエル伯父さんには子供が居ます。ところがその子供をどう愛していいか分かりません。 ダニエルおじさんにウソをつくと怒ります。 ダニエルおじさんに中途半端な優しさを見せるといじめられます。 ダニエルおじさんにとって世界は0か100かです。 ダニエルおじさんは怒る時は怒るし、泣く時は泣くし、笑う時は笑いますが、怒りながら、そして罵倒しながら、泣いて笑います。 ダニエルおじさんは信仰の意味がわかりません。 ダニエルおじさんは人間が悪にしか見えてません。 そしてダニエルおじさんは悪魔のような男です。 むしろダニエルおじさんは人間が嫌い

    石油掘ったどー!! - シン・くりごはんが嫌い
    m-ism6021
    m-ism6021 2012/02/21
    原作持ってるのが凄い!
  • フットボールアワー後藤の「ジェッタシー」の元ネタについて雑記 - シン・くりごはんが嫌い

    最近『ゴッドタン』をよく見るようになった。 企画によって当たり外れが大きい番組だなぁとは思って、率先して見てはいなかったんだけど*1、お笑いマニアの友人から「これは間違いないから」と「キス我慢選手権」と「マジ歌選手権」のDVDをおすすめされて、それを見て死ぬほど笑ってから欠かさず見るようにしている。それでもやっぱり企画によっては当たり外れがあったりするけど。 新潟は二ヶ月くらい放送が遅れていて、こないだやっと「ゲーセワ飲み会」が終わったところなのだが、なぜか最近Twitterで「ジェッタシー最高!」というツイートをやたらと見かけるようになった。 「ジェッタシー」とは『ゴッドタン』の人気企画である「マジ歌選手権」でフットボールアワーの後藤が披露したマジ歌「ジェットエクスタシー」のことなのだが、なぜか曲の出だしで「ジェットエクスタシー」のことを「ジェッタシー」と略しており、それ以来「ジェッタシ

    フットボールアワー後藤の「ジェッタシー」の元ネタについて雑記 - シン・くりごはんが嫌い
    m-ism6021
    m-ism6021 2012/02/13
    ジェッタシーという言葉にジェッタシー感じます(この記事で存在を知りましたw)。
  • 傑作!逆にこのクソッタレな邦題にダマされろ!『小悪魔はなぜモテる?!』 - シン・くりごはんが嫌い

    『小悪魔はなぜモテる?!』こと『Easy A』をレンタルDVDにて鑑賞。 初めて『JUNO』という作品を観たとき、アメリカ映画の懐の深さみたいなものに驚いた。高校生の女の子が妊娠してしまったという話なのだが、底抜けに明るいトーンで描かれていたからである。 良い悪いは別にして、もしおなじ題材を日であつかうと『14歳の母』や『桜からの手紙』のような辛気くさい話になってしまうのは明白だ*1。実の親からは応援されるどころか「なんてことだ!」と怒号が飛び、それに反発して「ワタシ産む!ひとりで育ててみせる!」なんて言おうもんならビンタを喰らったあとに即「出てけ!」と勘当。公園のブランコかなんかで自分の主張を端から理解してくれるひとは誰ひとりいないなんて悩みながらも後日、保険の先生か優しい女医的な理解者があらわれ、その先生の言葉や説得によって母親がまず理解をしめし、そこから父親も理解しはじめ……という

    傑作!逆にこのクソッタレな邦題にダマされろ!『小悪魔はなぜモテる?!』 - シン・くりごはんが嫌い