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2011年3月30日のブックマーク (5件)

  • 『塔の上のラプンツェル』 寓話と3Dの幸福なるハイブリッド。 (2011/アメリカ G 監督:ネイサン・グレノ 製作総指揮:ジョン・ラセター) - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 『塔の上のラプンツェル』 寓話と3Dの幸福なるハイブリッド。 (2011/アメリカ G 監督:ネイサン・グレノ 製作総指揮:ジョン・ラセター) 『髪長姫』の寓話を最先端のCGで描き出したディズニー長編アニメ第50作。  くるくると変わる髪長姫ことラプンツェルの表情がとても愛くるしく、また、その王道的なハッピーエンドに夢の国の魔法を見た。  作の監督の1人であるネイサン・グレノは7年もの間、CGに於ける「髪の毛」の質感や描写といったものに注目し、「髪の毛をちょん切ったら魔法が出てくるようにしたい」と考え続けていたという。そう言うだけあって、作の主人公ラプンツェルの髪の毛はとても美しく、ダイナミズム溢れる動きを見せる。だが、髪の毛自体が触手のようにウネウネと動くのではなく、飽くまで主人格はラプンツェルにある。時には塔を昇るためのロープ代わりに、時にはコソ泥

  • 第一回関西映画クラスタオフ・主催者レポート - 私設刑務所CHATEAU D'IF

    いよいよ、当日がやってきました。 http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110301/1298979940 さて、発作的にオフをやろう!と思い立ったのはいいが……人は集まるのかな……。 誰もこなくてこんな感じだったらどうしようなあ……。 しかしもう引き返せない! ここからは突っ走るのみ! 一釣りも試みまして、結果的に7名の方にご参加いただくことができました。ありがたや〜。その他にも海氏とつかさすすむ氏が調整つかず断念。栃木からいずむうびい氏が来てくれると言う話もあったのですが、こちらも地震以前に断念ということに。また次回はぜひご参加下さい! 幻に終わった、ルシフ様といずむ君の顔合わせ。 参加された方 id:yosinoteさん「うろおぼえ日常」 id:RockweIlさん「I'd love to turn you ON」 id:sappukei12さん「

    第一回関西映画クラスタオフ・主催者レポート - 私設刑務所CHATEAU D'IF
    m-ism6021
    m-ism6021 2011/03/30
    >関西にはまだまだ知られざる美女が潜んでいる・・・(違)
  • "わたしたちは貴方がたにとってなんですか?"『わたしを離さないで』 - 私設刑務所CHATEAU D'IF

    カズオ・イシグロ原作小説映画化。 寄宿学校ヘイルシャムで暮らす三人、キャシー、トミー、ルース。幼い頃から一緒だった三人は、ヘイルシャムの他の子供達同様、ある未来を決定付けられていた。「提供者」……成長した三人にも、やがてその時が迫る。だが、ふとしたことで彼らは、わずか数年ながら、その未来を逃れることができるという噂を聞きつける……。 第一回関西映画クラスタオフにて観た映画。 http://d.hatena.ne.jp/chateaudif/20110327/1301193895 そこは絶望しかない世界。一度「提供者」として生まれれば、そこから外れる生き方はできない。映像にも設定にもSF映画的な世界観の作り込みはなく、読んでないがたぶん抑制された文章で(悪く言えば曖昧に)書かれた原作を、そのまま映画化してるんではないかな。そういう意味ではディストピア映画らしくはないのだが、それゆえに「そう

    "わたしたちは貴方がたにとってなんですか?"『わたしを離さないで』 - 私設刑務所CHATEAU D'IF
  • トゥルー・グリット(コーエン兄弟) - シャングリラ屯田兵

    登場人物たちがここぞという時に見せる信念という意味で、真の「勇気」というよりもなんだか「気骨」という言葉がしっくりくる映画でした。酔いどれジェフ・ブリッジスも、口だけ番長のマット・デイモンも、出番は短いながら印象に残るバリー・ペッパーの頭領ぶりも、みな良かったんだけど、やっぱり主人公マティを演じるヘイリー・スタインフェルドの気風のよさに一番魅力を感じました。大人を相手にして一歩も退かないひたむきさと賢さを実直に体現。それでいて子役によくある小賢しい感じがしなかったのも好印象でした。助演といわず主演女優賞でよかったのでは? 作品としては、近過去でありながら全く違った倫理で成り立っているという「異世界観」がくっきり立ち上がっているところにドキドキさせられました。(冒頭の絞首刑のシーンでそのことを端的に描いて見せます。)善悪がともすれば曖昧で、敵味方が容易に入れ替わり、「今日はあんたにとって運が

    トゥルー・グリット(コーエン兄弟) - シャングリラ屯田兵
    m-ism6021
    m-ism6021 2011/03/30
    >名手ロジャー・ディーキンスによる夜のシーンの美しさよ。『ヒックとドラゴン』のアドバイザーは伊達じゃないぜ
  • 「イリュージョニスト」 - 虚馬ダイアリー

    原題:L'illusionniste 監督・脚色・キャラクターデザイン:シルバン・ショメ オリジナル脚:ジャック・タチ かつては人気を博した日々も今は昔。 家族もなく、黄昏の日々の中で、うためにドサまわりを続ける、初老の手品師。その名もジャック・”イリュージョニスト”・タチシェフ。 時は1959年。テレビの登場で興行が頭打ちになっているパリでの仕事をなくして、海を渡り、イギリス・ロンドン。ロックバンド・ブームの波にさらわれ、流れ流れてスコットランドのド田舎のレストランで営業する。 狭いレストランでは、電気開通のお祝いのパーティが開かれていて、そこで披露した彼が得意とする手技は目を惹き、拍手喝采。その技に惹かれて、ひとりの少女が彼に興味を示す。名前をアリスという。彼女は手品師の技のひとつひとつに感激し、タチシェフ氏は彼女に、かつて生き別れた娘の面影を見て、赤いを手品とともにプレゼント

    「イリュージョニスト」 - 虚馬ダイアリー