シネマライズで『スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団』を観てきました。 (Dir. Edgar Wright, Scott Pilgrim vs. the World, 2010.) 漫画的表現がエドガー・ライトの匠の技によりテンポのいい映像表現に移し変えられ、オールド・スクールなレトロゲームのピコピコ感に溢れた、とってもキュートな映画でした! 以下、ネタバレ感想。 取りあえず気に入ったポイントを羅列してみます。 ・スコットを演じるマイケル・セラが超キュート。原作漫画ではちょっと顔のカワイイ、イマドキの若者といった、どこにでもいる感じです。しかし天然パーマでひょろひょろのマイケル・セラが演じると、非常にコミカル。内股で走る、猫背でベースを弾く、「高校生の彼女がいるんだ。内緒にしてね」と隠し切れないドヤ顔で自慢するなど、小物感が増幅され、なんとも言えないおかしさを醸し出しています。