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2012年1月17日のブックマーク (7件)

  • ブラッド・バード監督によるミッション:インポッシブル―「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」― - みからなとろグつ

    ワタクシの中でトム・クルーズさん愛が急上昇したのは「ナイト&デイ」以降だったりします。どんだけ最近やねんという話ですが、まあとにかく「ナイト&デイ」が鮮烈すぎたのです。「マグノリア」や「宇宙戦争」あたりで、ミドリとアカの間をユラユラ揺れ動いてたゲージが「ナイト&デイ」を観たあと、一気にブリンッ!!!と真っ赤に染まり、ゲージが延々振り切れ続けた結果、機械が煙を吹いちゃった――ぐらいの勢いです。 さて「ナイト&デイ」の何が好きかっていうと、そりゃあもう、あの作品が完全にトムさんセルフパロディだからです。いっつも問答無用で正義の側に立っててチョーカッコいいトムさん、と同時に、いっつもあまりにカッコよすぎてちょっと胡散臭いトムさん――そのサマをセルフパロディしてらっしゃる。そして、それが物語の根幹を成している。それってちょっとスゴいくないです??トムさん、そんなことをサラリとやってくれちゃってんで

    ブラッド・バード監督によるミッション:インポッシブル―「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」― - みからなとろグつ
  • 聖書を捨てよ、町に出よう―「スーパー!」― - みからなとろグつ

    ワタクシ、映画版の「キック・アス」に関しては大変憤慨しておりまして、その理由というのは、とりあえず原作を先に読んでいたことによるところが大きいのだと思うのですが、ようするに、原作の「キック・アス」っていうのは「おい!引きこもりのオメーら!オメーらな、ネット上では万能感一杯でいろんなことにイチャモンつけてっけど、オメーら外界に出たらどうなると思ってんだよ!それを今からシュミレーションしてみせてやるよ!」っていう作品なんですよね。んで「所詮オメーらなんて今まで大した努力もしてねーんだからボッコボコにされるのは当然なんだよ!でもな、その果てで見えてきた世界ってあるだろ!!ああん!?わかったかコノ野郎!!」っていう作品なんですよね。なんですけど、映画版の「キック・アス」って、それとは真逆のテイストでして、いわばヲタでいることが悪い意味で了承されてしまう超絶なぬるま湯映画にみえたんですよね。 奥さん

    聖書を捨てよ、町に出よう―「スーパー!」― - みからなとろグつ
  • 第8回ラテンビート映画祭まとめ - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    今年で第8回目と回を重ねている映画祭ですが、恥ずかしながら私は今回が初鑑賞。こんなに充実したラインナップならもっと前からチェックしておけば良かった、と思う内容でした。以下に鑑賞した6の感想を。 ■「うるう年の秘め事」(原題:ANO BISIESTO) 公式サイトに「激しい性描写やサディズムといったアブノーマルな世界を描き、2010年のカンヌ国際映画祭では、大島渚監督の『愛のコリーダ』と並び称されるほどの衝撃を与えた。」とあったけど、蓋を開けてみれば上記紹介文とは結構なズレがある、オフビートな「メキシコお一人様事情」とでもいうような私小説的作品となっていた。ワンナイトスタンドを繰り返すもすぐヤリ捨てられてしまう非モテ系の女性が、S属性の男に出会って自分のM属性を発見してしまう、といった「セクレタリー」みたいな映画。ちょっとだけ「フェティッシュ」っていう96年の映画も思い出した。 ■「MIS

    第8回ラテンビート映画祭まとめ - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
  • スペインの悲しき歴史と壮絶な三角関係 - 『The Last Circus』 - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE

    冴えない中年男ハビエルは、サーカスの人気者だった父親に憧れ道化師になった。父は、 1937年の公演中、軍に連行され、深手を負って道化師生命を断たれていたのだ。いつかは父のようになりたいと願うハビエルだったが、回ってくるのはボケ役のピエロばかり。ある日、人気道化師のセルヒオが、ナタリアを殴る現場に居合わせたハビエルは、傷を負った彼女を介抱。二人は次第に魅かれ合うようになる。だが、セルヒオの暴力と嫉妬は激しくなり…。 スペイン映画界のヒットメーカー、イグレシア監督が手掛けた異色のラブ・ストーリー。 ラテンビート映画祭(9/20の時点でサーバー落ちてます) USオフィシャルサイト 『オックスフォード連続殺人』&ラテンビート映画祭のお知らせ - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE 前回ちょっと紹介したアレックス・デ・ラ・イグレシア監督の最新作『The Last Circ

    スペインの悲しき歴史と壮絶な三角関係 - 『The Last Circus』 - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE
  • 【AKB48】柏木由紀(20) 成長記録まとめ やっぱり可愛い!

    110 名前:名無しさん必死だな :2012/01/15(日) 12:43:16.79 ID:yOV0SWI60 ニンニクさんの学生時代 続きを読む

  • 2012年最初のマイブーム到来、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督 - いずむうびい

    昨年、ラテンビート映画祭で公開された『The Last Circus』という映画がたいへんな傑作らしく、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督に興味を持ちました。まずはその『The Last Circus』の予告編をぺたっ。 なんじゃこりゃ。お願いします。今すぐ公開してください。 何やら別の話題作が『裏切りのサーカス』という混同しがちな邦題で公開されるらしいんですが、あのう『The Last Circus』は公開されないんでしょうか。情弱ゆえにイマイチ情報が掴めないのです。これまでも邦公開に関しては不遇の監督さんだったそうですが、ヴェネチア国際映画祭でのタランティーノのお墨付きで何とか公開にこぎつけられないんでしょうか。頼みますホント。日ならどこへでも行きます・・・とか言うとラテンビート映画祭に行っとけよって話なんですけど、知らなかったんですよねそのときは・・・当に後悔していますああああ

    2012年最初のマイブーム到来、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督 - いずむうびい
    m-ism6021
    m-ism6021 2012/01/17
    宣伝セルクマ。『The Last Circus』公開キボンヌ!
  • 『ヒミズ』を見たゼ! - 空中キャンプ

    新宿にて。園子温新作。劇場も満員で、園作品への期待度の高さ、また観客の興味を誘う企画アイデアのよさを感じました。映像、ストーリー共に迫力がある作品だと感じましたが、作についてはいくつか疑問もあり、そのあたりについて書きます。 見終えた感想としてまず、主人公の少年・住田がなぜ屈し、死に魅入られているのかがよくわからなかった。住田は当にたくましくしっかりとした少年だ。暴力団に脅されても屈せず立ち向かい、教師や大人にも自分の意見をはっきり言い、悔しさや憤りをあれほどに大声で叫ぶことのできる中学生などなかなかいない。少なくとも中学生のわたしは、住田のような意志もエネルギーもない、主体性に欠けた子どもだった。たいていの屈した子どもは住田よりもずっとか弱く、意志に欠け、殴られてもうつむくだけで、小さな声しか出せないだろう。あれほどの意志とエネルギーを持つ住田が、なぜ屈した少年として描かれるの