とても悲しい。 それが、ホームレスが避難所に入ることを拒否されたという日本のニュースを目にした時に感じた思いだ。そして、そんなニュースに寄せられたコメントを見て、もっと悲しくなった。ホームレスは“受け入れ拒否されて当然”と考えているようなコメントが散見されたからだ。 “助けを必要としているホームレスを受け入れなかった行政“、そして、“行政が受け入れなかったことに賛同している人々が少なからずいること”は、10月に発表されたある調査の結果を裏づけているかのようだ。それは、イギリスのチャリティー機関「チャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)」が世界の国々を対象に、人々のGiving(他者に与えること、寛容度、人助け度)の状況を調査して発表している”World Giving Index”(世界人助け指数)の結果だ。 2009年から毎年行われているこの調査では、「この1ヶ月の間に、見知らぬ
私は戦争に関するテレビや映画はあまり見ない。8月15日が近づくこの時期は特に見ない。普段はYoutubeで見ることもあるし、涙も流す。だが、戦争の本質を見事に表した画像は見たことがない。何か違和感、人為的作為、端的に言えば嘘を感じるからだ。 戦争の真実や歴史に興味がない訳ではない。幕末から大東亜戦争(アメリカから見たら太平洋戦争、連合軍から言えば第2次世界大戦)にいたる間の戦争に関する書籍なら100冊以上は読んでいるだろうし、この間の歴史に関する本なら同じ位の本は読んでいるだろう。 興味本位で読んだのでは無い。私と同じ血の流れる祖先が何を考えていたのか。どう生きたのか。その子孫である私はアジをどう考え、日本の歴史をどう判断し、これから如何にしてアジアと接するべきか。それを知る為に読んだ。 その体験から言えば日本の戦った戦争は我が国とアジアの独立と解放を求めた戦いだと断言して良い。世界が何と
國學院大學で古墳研究を続ける文学部史学科の青木敬准教授にお聞きする「ゼロから学んでおきたい 古墳」の2回目は、「古墳」そのものについてお聞きします。百舌鳥(もず)・古市古墳群がユネスコの世界文化遺産(※1)へ登録されたことで注目が集まっていますが、古墳とはどのような意味合いを持つ施設か? いつごろ造られたのか? その特徴は? 知られざる実像を紹介します。 ①東アジアと連動していた百舌鳥・古市古墳群 ③古墳を巨大化させた技術革新・・・そして終焉へ 偉い人が権力を〝のれん分け〟 Q そもそも古墳とはどのようなものでしょう A 有り体に言えば、「昔の偉い人のお墓」です。人間を葬るお墓としての機能は勿論ですが、それ以外の役割が大きい施設ともいわれていて、古墳構築や埋葬にかかわる儀式で何度も繰り返しています。 Q 古墳が造られたのはいつごろでしょう A 3世紀の中頃を始まりとするのが通説です。7世紀
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