JR東日本横浜支社は、色付きのLED(発光ダイオード)照明を使った路線案内を、東神奈川駅ホームで始めた。次の電車の発車時刻などを知らせる「発車標」と連動した新システムを導入。横浜線が来る場合は緑色、京浜東北線は青色の照明を点灯、色の違いによって発車方面を知らせる。 【動画】 同支社によるとJRにとって初の試みで、「おそらく他の私鉄各社でも例がないのでは」と話している。使用開始の15日にはホームで記念セレモニーが開かれ、関係者が点灯式を行った。
県内の大手私鉄のうち小田急電鉄、東京急行電鉄、相模鉄道は11日、東日本大震災が発生した午後2時46分に全線のすべての列車を一斉に停止させる訓練を行う。停止時間は約1分間。 東急はみなとみらい(MM)線を含めて停止訓練を実施する。大規模地震を想定し、車内アナウンスや駅構内放送で乗客に注意喚起をする。東横線渋谷駅では社員50人が参加する避難誘導訓練を行う。相鉄は震災の発生時刻に駅構内放送を予定しており、利用客とともに20秒間の黙とうをささげることにしている。「震災の記憶を風化させてはならない」(相鉄の広報担当者)として急きょ決まった。
パナソニックが、旧松下通信工業(現パナソニックモバイルコミュニケーションズ)の本社があった綱島地区を閉鎖することが13日、分かった。同地区は開設から半世紀以上の歴史があり、松下通信工業の実質的な創業の地。機能や人員を他拠点に集約させることで、事業の効率化や固定費削減につなげるという。 勤務するグループ会社の社員約1500人は3月末までに他の拠点に移る。 横浜市港北区綱島東4丁目の綱島街道沿いに立地し、敷地面積は約3万9千平方メートル。パナソニックモバイルが所有しているが、現在はシステム開発を手掛けるパナソニックのグループ会社が入居している。 綱島地区は1960年に開設。その2年前に大阪府に設立された松下通信工業の本社・工場を移転集約した。無線機や電話機など通信分野の機器開発などを手掛け、日本で移動体通信が始まった初期から携帯電話の「P」ブランドでグループの発展を支えた。最盛期には従業
川崎市の阿部孝夫市長は17日、大規模改修を予定している等々力陸上競技場(同市中原区)などについて、改築後にネーミングライツ(命名権)を導入する方針を明らかにした。同日開かれた市議会本会議で、飯田満氏(民主党)の一般質問に答えた。 飯田氏は「厳しい財政事情の中での収入確保策としてネーミングライツは有益。年間のランニングコストもかからず、低コストの市の施設として導入をはかるべきではないか」と指摘。市長の考えをただした。 阿部市長は「ネーミングライツは市のイメージアップ、施設の維持補修に効果的と考えているが、厳しい経済環境の中で企業側は必ずしも積極的ではない」とした上で、「等々力の硬式野球場、陸上競技場の改築後を目途に導入を図っていきたい」と述べた。 市は10月、等々力緑地再編整備基本計画を発表。老朽化が進む同競技場は現在の位置のまま改修し、収容規模を現在の2万5千人から3万人程度に拡充。
ジャズの世界三大祭典の一つとして知られる「モントルー・ジャズ・フェスティバル」(MJF)が来年11月、川崎市内で開催されることが24日、発表された。県内開催は初めて。 MJFはスイスの南西部の都市モントルーで1967年に始まった音楽祭。16日間にわたって催され、22万人以上の観客が訪れるという。今年44回目を迎えた現地でのイベントのほかに、近年では日本やシンガポールでの開催を展開している。 川崎での開催期間は来年11月22日から26日まで。舞台はミューザ川崎(幸区)、洗足学園音楽大学(高津区)、昭和音楽大学(麻生区)の3カ所が予定されている。出演者は未定だが、過去に東京で開催された際には、スティービー・ワンダーらも出演したという。 市内に二つの音楽大学があり、ホール設備も整うほか、市が「音楽のまち」を掲げてまちづくりを進めていることから、MJF事務局が川崎での開催を検討していた。以後
JR南武線に快速列車が復活することになった。旧国鉄時代以来、33年ぶりの快速運行になる。2011年3月から走らせる。 JR東日本が24日発表したダイヤ改正で明らかにした。横須賀線に武蔵小杉駅を新設したのを機に同線や湘南新宿ラインの利用客が増加するとみて、利便性を向上させる。 快速の運行区間は川崎―登戸間で、午前10時台から午後3時台までに1時間当たり2往復する。途中停車駅は鹿島田、武蔵小杉、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口。川崎―登戸間の所要時間は約5分短縮するという。 南武線では旧国鉄が一時期、快速を運行。速度性能を向上させた新型車両の投入を機に、1978年のダイヤ改正で姿を消した。 このほか12月4日の改正では、湘南新宿ラインの昼間の1往復を10両編成から15両編成に増強。横浜線は午後9時台に東神奈川―橋本の下り列車を1本増発する。東海道線では「踊り子110号」を毎日運転に切り替
わたしたちの名前を付けてください―。新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)は31日まで、今年3月誕生した2羽のフンボルトペンギンの子どもの愛称を募集している。 1羽の両親は、青森市・浅虫水族館生まれのハク(雌、16歳)と旧江の島水族館生まれのジャンボ(雄、11歳)。このカップルは2008年、新江ノ島水族館としては初めての繁殖に成功している。 もう1羽は、ともに旧江の島水族館生まれのウタ(雌、11歳)とポー(雄)の間に誕生した。ポーは今年5月1日に12歳で急死した。 2羽は、ともに体長約68センチ、体重4キロ前後。性別は、まだ不明。赤ちゃんの柔らかい羽毛から親と同じ防水羽毛に生え替わったが、まだ胸に黒い1本帯はない。来年夏ごろには帯もはっきりし、白と黒のツートンカラーになるという。 愛称は、館内のペンギンプール前に置いてある応募用紙に必要事項を記入し、応募ボックスに投函(とうかん)する。9
6月に地球に帰還した小惑星探査機はやぶさを紹介する展示会「はやぶさの冒険」が、川崎市川崎区の県立川崎図書館で開かれている。打ち上げや宇宙飛行などこれまでの歩みや、探査機がとらえた小惑星の画像などが見られる。10月13日まで。 はやぶさは小惑星探査を目的に開発され、2003年5月に打ち上げられた。2年間の飛行の末、20億キロ先の小惑星「イトカワ」に到着。無事着陸し、表面で物質の採集活動を行った。現在、搭載カプセルから見つかった微粒子の調査が進んでいる。 展示会では、実物の約6分の1の大きさの紙の模型が飾られているほか、構想段階から帰還するまでを振り返った年表を展示。途中、燃料漏れが原因で地球との交信が途絶えるなど、直面した数々の危機も紹介されている。また、はやぶさがとらえたイトカワの画像もあり、岩塊や石で覆われた表面の様子が見られる。 打ち上げが構想に上がったのは1985年。同図書館は
サッカーW杯南アフリカ大会で代表として活躍した、川崎市ゆかりの選手6人に5日、2010年度市スポーツ特別賞が贈られることが決まった。同日、市役所で贈呈式が行われ、Jリーグ1部・川崎フロンターレの4選手が出席した。 受賞したのは、川島永嗣(27)、稲本潤一(30)、中村憲剛(29)、鄭(ちょん)大世(てせ)(26)=以上川崎、中村俊輔(32)=横浜F・マリノス、森本貴幸(22)=イタリア・カターニャ=の6選手。 阿部孝夫市長は「W杯で川崎市にゆかりのある代表選手が活躍され、市民に誇りと感動を与えてくれた」と授賞理由を説明。表彰状と副賞(10万円)、記念品を贈った。 海外チームへ移籍する川島選手は「W杯では、かけがえのない経験ができた。負けた悔しさを今後のサッカー人生につなげたい」とあいさつ。北朝鮮代表として出場した鄭選手は「3戦全敗だったが、全力で戦ったので後悔はない。夢の舞台に立ち、
小杉地区の急激な児童数増を受け、川崎市教育委員会は31日、同市中原区小杉町の日本医科大学の用地に小学校を新設する方針を発表した。同日、同大学と新校設置に向けて協力する基本合意書を締結した。取得か借地かなどの設置方法や金額など、具体的な条件は今後、両者で協議していくという。 市教委企画課によると、同大学の用地(3区画)は計約4万4千平方メートル。このうち、1万平方メートル前後の用地に小学校を新設する予定という。同地区では急激な人口増が続いており、市教委は児童数の増加も10年以上続くと想定。同課は「早急に小学校を整備したい」としている。 新設予定地は、現在の市立西丸子小の学区内で、東急線武蔵小杉駅から北へ約300メートルの住宅街にある。西丸子小は児童数が減少傾向となるが、近隣の今井、上丸子、下沼部の3小学校では、2015年度までに191人(3学級)~343人(8学級)の児童数増が見込まれて
JR横須賀線の新駅「武蔵小杉駅」が開業したことについて、川崎市の阿部孝夫市長は16日の定例会見で「自分が想定していた以上に重要な駅であることが分かった。広域拠点として、川崎駅を上回るポテンシャルを持った地域になってきたと実感している」と、感想を述べた。 13日の開業記念式典は、地元住民ら大勢の関係者が集まり熱気ムンムン。JR東日本の社長からは「これだけ大きな新駅の開業は、首都圏では近来ない」と”太鼓判”を押され、その注目度の高さをあらためて感じた様子。 小杉駅周辺では再開発が続いており、今後について「小学校の不足や、文化・スポーツの拠点である等々力緑地とのアクセスなどをどうするかが課題」との認識を示した。 神奈川新聞の関連記事 JR横須賀線の武蔵小杉駅が開業、この日限定の臨時特急列車が停車/川崎-2010/3/13 JR横須賀線の武蔵小杉駅が開業へ、報道関係者に公開/川崎-2010/
政令指定都市に移行する相模原市の知名度アップを目指し、若手起業家と老舗しょうゆ醸造元のコラボレーションが実現した。「萌ッ娘企画」(相模原市横山)が、創業135年の老舗「井上醤油」(同市大島)と共同で新作しょうゆの販売を開始した。市内の名所、市役所前の桜並木をイメージして「桜姫」と命名。企画した萌ッ娘企画の山口達郎代表(27)=同市横山=は「伝統に若さを加えた一品ができた」と胸を張る。 井上醤油は、1875年創業の老舗しょうゆ醸造元。創業以来使っているという杉だるで、1年間発酵・醸成させる昔ながらのしょうゆ造りにこだわっている。「タマキュウ醤油」の名前で、市の名産品として愛されてきた。 相模原市出身の山口さんは、幼いころから井上醤油の味に親しんで育った。昨年8月に地元名産品のPRを目指す萌ッ娘企画を起業。頭に浮かんだのは、井上醤油のしょうゆだった。「相模原市は歴史が浅いと思われがち。市の
Jリーグは16日、理事会を開き、県社会人サッカー1部リーグに所属するSC相模原の準加盟申請を承認した。JFLや地域リーグの下部に当たる都道府県リーグのクラブが準加盟を認められるのは初めてで、2008年2月の創設後わずか2年での、異例の承認となった。 リーグの準加盟承認は、将来のJ2参入に向けた必要条件の一つ。羽生英之事務局長は、「行政(相模原市)の支援が力強く、人口70万人超の大きな商圏もある。前途洋々だと思う」と期待を込めた。今後のJ2入りには、JFL4位以内に入ることなどが必要になる。 SC相模原は元日本代表の望月重良氏(36)が代表を務め、当初から将来のJリーグ入りを目指して活動開始。多数のプロ経験者を擁し、県3部から同1部へステップアップした。成績面に限れば、最速で2年後にも昇格要件を満たす可能性があり、このため、クラブは本拠地のある相模原市の支援を取りつけた上で、県サッカー協
サッカーJリーグ1部(J1)の川崎フロンターレ(武田信平社長)は27日、昨年11月のヤマザキナビスコ・カップ準優勝の賞金5千万円を、社会貢献に役立てるため川崎市に寄贈した。サッカーボールや算数ドリル、書籍などの現物のほか、残り約2600万円は寄付金。同日、市役所で贈呈式が行われ、武田社長は「子どもたちが健やかに育つことにつながればうれしい」と話した。 阿部孝夫市長は、寄付金を等々力陸上競技場の整備基金に充てることを表明。市教育委員会は、市立の7図書館にフロンターレの選手が推薦する書籍などを集めた「フロンターレコーナー」を設置する方針を明らかにした。 内訳は、▽市内の幼稚園から高校まで計306校(私立含む)に計2605個のサッカーボール(1124万円)▽市立小学校114校に教材用算数ドリル(約418万円)、子どもの人権110番カード(約224万円)▽市内図書館に書籍2837冊やラック(約
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