コモディティな部品を使っても、組み合わせ次第でイノベーションが起こせる 米ネティーザ 会長兼共同創立者 ジット・サクセナ氏 2009年10月、日本ネティーザが新アーキテクチャを採用したDWH(データウエアハウス)アプライアンス製品「TwinFin」の出荷を開始した(関連記事1、関連記事2)。米本社の創業者で現会長のジット・サクセナ氏は、製品開発の考え方について「プロセサやディスクなどの各コンポーネントは確かにコモディティ化したが、それらの組み合わせでイノベーションを起こす」と話す。創業時から一貫してこの考え方で製品を開発してきたとするサクセナ氏に聞いた。(聞き手は谷島宣之=日経コンピュータ編集長、吉田洋平=日経コンピュータ、写真は北山宏一) 最近、DWHアプラインアンス製品が注目を集めている。なぜ2000年の段階で、ネティーザを創業しようと思い立ったのか。 三つの理由があった。それは市場、