詩人の谷川俊太郎さん(83)が6月19日、NHK総合で放送された「あさイチ」に出演し、これまでの生活や、詩に対する思いなどを語った。谷川さんは、「妻子を養うために書いていたころは、詩を書くのがおもしろくなかった」などと発言。自身の若いころについても振り返った。 この日、番組では谷川さんの3回目の結婚相手で絵本作家の佐野洋子さん(故人)のことが取り上げられた。佐野さんは谷川さんとの対談集「ほんとのこと言えば?」(河出書房新社)のなかで谷川さんについて、「お育ちもよろしいし、お行儀もよろしいし、揉み手もちゃんとなさるし、お作品はあのとおり素晴らしいし。ですけれども、よく見ると実に変な人です。言ってみれば、地球の上で生きていてはいけない、とんでもない野郎だと思います」などと指摘。モラルがないなどと批評した。 これに対し谷川さんは、「自分でもそうかもしれないと思うことがある」などと納得しながらも、
![谷川俊太郎さん「若い頃は詩を書くのが好きじゃなかった」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bc2f7c15e07b9108abe086a1130db9042626040d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2Fdefault-entry.jpg%3Fops%3D1200_630)