上の“中村市”の地図は、今和泉さんの頭から生まれた「空想地図」だ。ロゴマークなどもすべてオリジナルで、どの街のどのエリアがどんなプロファイルを持ち、どんな歴史を経てきたかも、ちゃんと考えてある。完成度が高すぎて、この画像では逆に凄さが分からない。ぜひ、拡大してご覧いただきたい。 地図はその場所の「バランスシート」でもある 地図はそのエリアのある時点での歴史の断面、財務諸表で言えばバランスシート。 空想地図を充実させるために、小学生の頃から「本物の街はどうなっているのか」を“取材”してきた今和泉さんは、いつしか、地図からその街の歴史、人の動き、商業集積、ひいてはその変化を読み解けるようになっていったという。このあたりは『みんなの空想地図』に、いきいきとまとめられている。 今回から不定期で、今和泉さんに「地図」からはじまる様々な事象、ビジネスをルポしていただく。まずは、営業やマーケティング情報