国土地理院「地図と測量の科学館」(茨城県つくば市)では、7月28日(金)から12月17日(日)まで、企画展「手描き地図の世界」~地図を描いて地域の魅力を再発見~を開催します。 地図は、情報を得る手段、また情報を伝える手段として、私たちの生活に必要不可欠なものであり、様々な情報を分かりやすく発信する「力」を持っています。地図には地形図のように正確さが求められる地図もあれば、道案内をするときに目的地の場所や道順など相手に伝えたい情報を独自に表現して書く手描きの地図などもあります。 今回の企画展は、その手描き地図に焦点をあて、手描き地図の位置付けや作製のポイントをわかりやすく展示するとともに、先人達の魅力ある手描き地図をご紹介します。子供達には夏休みの自由研究のヒントに、大人の方々には趣味の世界で地図を作る楽しさ、描いて分かる地域の魅力など新たな地図の世界を楽しんでいただければ幸いです。