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  • 死亡直前のがん患者 約40%が痛み 緩和ケアの質に課題 | 医療 | NHKニュース

    がん患者の痛みを減らせるよう、国は緩和ケアの普及を推進していますが、亡くなる直前まで痛みを感じていたがん患者がおよそ40%に上るとみられることが、国立がん研究センターが遺族を対象に行った調査で分かりました。センターは緩和ケアの質を高めることが必要だなどとしています。 この中で、亡くなる直前まで痛みがあったと推定されたのはがんでは40.4%で、心臓病の25.3%、脳梗塞などの22%などと比べ多かったとしています。 また、がん患者の遺族では気持ちのつらさを抱えていたとみられる人も42.3%に上り、心臓病の27.5%、脳梗塞などの25.9%などより多くなっていました。 がん患者が痛みを抱えていた理由として、ある程度は対処してくれたが不十分だったとか、診察回数や診察時間が不十分だったといった回答が多くなっていました。 その一方で、人生の最期をどこで迎えるかについて、患者と医師の間で話し合いがあった

    死亡直前のがん患者 約40%が痛み 緩和ケアの質に課題 | 医療 | NHKニュース
  • 薬が効きにくい耐性菌の働き止める化学物質を発見 名古屋大 | NHKニュース

    細菌による感染症を治療する際の、最後の切り札とされる抗菌薬さえ効きにくい耐性菌の働きを止める化学物質を、名古屋大学の研究グループが発見しました。耐性菌による肺炎などで死亡するケースは世界中で増えていて、研究グループは、新たな抗菌薬の開発につなげたいとしています。 名古屋大学の荒川宜親名誉教授の研究グループは、耐性菌が抗菌薬の「カルバペネム」を効かなくする際に発現している、特殊なたんぱく質の働きを止める化学物質を見つけたということです。 「カルバペネム」と共に、この化学物質を作用させると耐性菌の増殖が止まり、マウスを使った実験でも効果が確認できたとしています。 「カルバペネム」は、医療現場でほかの抗菌薬が効かない際に、最後の切り札として使われてきましたが、近年はこの抗菌薬さえ効かない耐性菌が広がり、世界各国で深刻な問題になっています。 さらに抗菌薬の開発は、有効な化学物質が見つからないことな

    薬が効きにくい耐性菌の働き止める化学物質を発見 名古屋大 | NHKニュース
  • 難問「ABC予想」京大教授が証明 専門家「歴史に残る成果」 | NHKニュース

    世界の数学者が30年余り挑戦して解くことができなかった難問、「ABC予想」について、京都大学は数理解析研究所に所属する教授が証明したと発表しました。専門家は「数学歴史に残る成果だ」としています。 京都大学数理解析研究所の望月新一教授(51)は「ABC予想」を証明したとする4の論文を書き、複数の研究者が審査する数学専門の科学雑誌に掲載されることになったことから、3日、京都大学が会見を開き、望月教授が「ABC予想」を証明したと発表しました。 この4の論文は、望月教授が1人で築いた新しい理論を使って「ABC予想」を証明したとしていて、8年前に自身のホームページで公表するとともに、科学雑誌の審査が行われていました。 しかし、この論文は従来の数学の概念や理論の枠組みを離れ、全体で600ページという数学としては異例の長さの論文だったため、審査は長期間に及んでいました。 この間、海外の一部の研究者

    難問「ABC予想」京大教授が証明 専門家「歴史に残る成果」 | NHKニュース
  • 年齢とともに髪の毛が薄くなる仕組み 解明 NHKニュース

    年齢とともに髪の毛が薄くなるのは、頭皮にあるコラーゲンの一種が減り、髪の毛を作り出す細胞が死んでしまうためだとする研究成果を、東京医科歯科大学などの研究グループが発表しました。マウスを使った実験では、コラーゲンを増やすと加齢のため体の毛が減るのを抑えられたということで、薄毛を防ぐ薬の開発につながると期待されます。 研究グループでは、ヒトの髪の毛でも同じ仕組みがあることを確認していて、西村教授は「加齢で髪の毛が薄くなる仕組みがかなり分かってきた。コラーゲンの減少を抑える治療薬の候補となる物質を探し、数年以内に動物実験を行ったうえでヒトでの臨床試験に結びつけたい」と話しています。

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