完敗である。 「バルセロナが上だった。勝者にふさわしい」(ルシェンブルゴ監督) 「攻撃でも守備でもプレーでもバルセロナが上。我われは壊れてしまった。(中略)レアル・マドリーに来てから最悪の試合だった」(ミッチェル・サルガド)。 0−3が0−5や0−6でなかったことに感謝すべきだ。レアル・マドリーのチャンスは90分間で2回だけ。バルセロナは9回、そのうちエトー、メッシ、ロナウジーニョはキーパーと1対1になっている。内容にはゴール数以上の差があった。 どんな言い訳も通用しない。 「彼らの方が明らかに上だった。文句をつけようがない」(ジダン)。 「ここ数年で最悪の敗戦だ。言い訳のしようがない」(グティ)。 ロナウド、ジダン、バプティスタ、グティ、エルゲラが負傷あがり、プレーオフに参戦したパブロ・ガルシアが体調不十分だったのは確かだ。が、シャビとプジョルもここ1週間で3試合目だし、デコもケガが癒え