歴史というものは既に決定している事象なのですが、その歴史を解釈する時代や背景や史家によって大きく変わる。例えば赤穂浪士。忠臣蔵なんて武士道や忠義が絶賛されたのは明治以降らしい(庶民には人気あったらしいけど)。近代国家を目指す政府にっとって赤穂浪士の武士道という観点が都合よかったのでフィーチャーした(という説もある)。逆恨みによって集団でジジイを闇討ちした事件も様々な解釈がある。 歴史というのはどう解釈するか、時に為政者の都合で改変されたり、と角度を変えたりすると面白い。で、漫画でも歴史物がかなり多いんですけど、そう解釈するかとかそう描いちゃうとか知らなかった事を知ったりとめったくそ面白い。というわけで、いま面白い歴史漫画でも紹介します。 『センゴク一統記』