経済状況の悪化にともない,2009年のIT投資は大幅に削減されるのではないかと思われます。ITやWebサイトの位置付けは,かなり微妙な状況になるのではないかと思っています。そんな中で何を考えるべきでしょうか。結論から言えば,「原点回帰」だと思います。本質的に向き合う課題に対して,上昇気流が見えたときにその機を逃さず,その風に乗る「地力」を見つめ直すこと。Webデザインについて言えば,それは「ユーザーとの対話」を意味するでしょう。どう真摯に向き合うか,ITを活用しつつ。まさに原点とも言えるこの課題に,制作側も取り組むべき時代なのだと思わされています。そこから考えた今年やるべきことを書かせていただきます。 Webサイトとは無くても大丈夫な「看板」だったのか 「様々な事柄を切り捨ててでも」という,なりふり構わぬ企業建て直し策の報道を見ながら,Webサイト開発という分野への恐ろしい程の寒気団を予感