夏――!!と浮かれていたら、あっという間に梅雨前線の進撃を受けてしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。筆者はとりあえず、前回「踊れる」と嘘を書いてしまった「NO MORE 映画泥棒」の振付を練習中です。 さて「18歳からの著作権入門」第5回、雨にも負けず、まずは前回の続きからです。 前回の続き:著作権ってどんな権利? 「著作権は何に対してノーと言える権利か」。11個のうちの残りふたつ、もっとも刺激的で厄介な「翻案」と「二次的著作物」を片付けてしまいましょう。 (10)翻訳権・翻案権 これは重要な権利です。「私の作品を無断で翻訳するな」はわかりますね。では、「私の作品を無断で翻案するな」とは、どんな意味でしょうか。人の作品を真似して、似た作品を作ることを言います。つまり、「パクるな」と言える権利ですね。模倣を禁止できるところが、善かれ悪しかれ著作権の非常に強いところなのです。 さて、この翻
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