ゼンリンは11月4日、北九州市小倉北区にある「ゼンリン地図の資料館」(2003年7月開設)所蔵の国内外の貴重な地図を、デジタル画像で公開するWebサイト「ゼンリンバーチャルミュージアム」を開設した。 同サイトでは、江戸開府前の1570年に西洋で作製された「アジア新図」や、東京の路面電車の主要地点や平均乗車数を示した「東京市営電社 大正六年度中 重要地点 通過一日平均乗車一覧図」、1914年に開催された大正博覧会の会場地図「東京大正博覧会会場明細図」など220点を公開。一部は音声による解説を聞くことができるほか、手書きによる地図作りについての動画も公開している。