子どもと携帯電話の議論で、教育、ペアレンタルコントロールを越えてまず最初に表に出てくるのが、機能制限である。携帯が便利なのは分かるが、詳しいことは分からないから、とりあえず自分の知らない機能は全部止めたい、いわゆる子ども向けケータイのイメージとはそういうものではないだろうか。 小学生に持たせるケータイとして、子ども向けケータイという選択肢を否定するものではない。ただ勧めるにしろ批判するにしろ、実際に使ってみないことには、あまり具体的なことが語れない。そこで今年度、下の子どもが小学3年生になったのをきっかけに、ソフトバンクモバイルの「みまもりケータイ」を契約してみた。 ソフトバンクモバイルの場合、フィーチャーフォンのラインアップとして、一般向けの携帯電話以外はこのみまもりケータイと、高齢者向けの「かんたん携帯」しかない。だがみまもりケータイだけは料金体系が通常の携帯とは違うため、製品としては