ネットワークカメラを屋外に設置する場合、電源回りの配線をどうするかは悩みごとの1つだ。映像自体はWi-Fiで伝送されるにしても、給電をケーブルで行うカメラであれば、宅内から屋外に配線する方法がなくては、設置そのものが行えない。ここで詰んでしまって利用をあきらめた人もいるはずだ。 最近はこうしたニーズに対応するために、バッテリーを搭載したネットワークカメラも増えつつあるが、手持ちのネットワークカメラに有線での電源供給しか選択肢がないのであれば、今回紹介するUSBフラットケーブルを使ってみるのは1つの手だ。実際に設置してみた筆者の例をお届けしたい。 壁や窓の隙間も通せる極薄仕様 今回紹介する製品は、PCの内部配線に使われるようなフラット構造を採用したUSB延長ケーブルだ。厚みが1mmもない薄型ゆえ、扉や窓の隙間も問題なく通すことができる。これならば住宅の外壁に穴を開けるなどの工事をしなくとも、