<電動キックボード違反者講習の実態>「ほとんどがチャラい私服姿の若者、和彫りの刺青男も…」参加者は「名前でなく番号で呼ばれた」「運転免許証の違反者講習よりよどんだ雰囲気でした」 昨年7月に改正道路交通法が施行され、電動キックボードが歩動・車道の別なく走行できるようになって1年が経過した。街にはシェアサービス型の電動キックボードがあふれるなど、都市生活には欠かせないツールとして定着している。しかしその一方で、利用者本人や歩行者、車のドライバーらがその交通ルールを熟知しているとは言えず、安全性が確立されたとは言い難いのもまた事実だろう。そうした混乱の中、違反を繰り返してしまった利用者と、タクシードライバーたちに現況と課題を語ってもらった。