かつて、お釈迦様が悟った“中道”は、苦行や快楽主義に走ることなく、目的にかなった適正な修行方法をとること。何事も程よさが肝心なわけで、それは自動車業界も同様です。燃費至上主義はわが国だけ。世界では、ほどよくスポーティで燃費がよいダウンサイジングターボが主流に。今や韓国にすら負けそうな日本のエンジン研究の現状をリポートします! MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 望月浩彦=撮影 Photographs by Mochizuki Hirohiko ◆韓国にも劣る!? 世界の主流技術で出遅れた日本のエンジン研究 今回のオートクラブは、エンジンのお勉強をします。勉強が苦手な人は読まないでください。 先日、国産自動車メーカー8社+研究機関が、共同でエンジンの基礎研究を始めると発表した。これは、日本の自動車業界の危機感の表れだ。 直近の商売のことを考えれば、エンジン技術
![燃費至上主義の日本、エンジン技術で世界に出遅れ!? | 日刊SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0aa1c2b9a1030e11f5adb99464d766eed3cd6220/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnikkan-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F06%2FAUTO_140606_01.jpg)