アメリカ最大手の自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズは13日、新たに58万台余りをリコールしたと発表し、ことしに入りリコールした台数は1650万台にまで膨らみました。 リコールになったのは、GMが北米を中心に販売したシボレー・カマロなど58万台余りです。 GMによりますと、エンジンを始動する点火スイッチの部分に運転している人の膝が当たると車が突然止まるおそれがあり、これが原因とみられる事故も数件起きていて、けがをした人もいたとしています。 GMはことしに入ってから30回以上のリコールを繰り返しており、今回の分も合わせるとリコールした台数は合わせておよそ1650万台となり、去年GMが世界で販売した新車の台数を大きく上回っています。 GMを巡ってはことし2月、死亡事故につながる重大な部品の欠陥を10年以上にわたり組織的に隠してリコールを行わなかった疑いが発覚し、調査の結果、対応に不手際が