池田:でも私はいけると思っていたのです。球場をお客様で満席にするのがプロ野球ビジネスの根幹です。当時は稼働率が50%を切るくらいでしたから、全試合を満席にし、さらにグッズ購入や飲食など1人あたりの支出を増やせれば、売上高を確実に2倍以上にできるポテンシャルがありました。 しかも横浜のマーケットは大きい。横浜に住んでいたので、地元の人たちの気質を少しはわかっていたつもりですから、「行ける」と思っていました。横浜球場は私が生まれた病院の並びです。 35歳でプロ野球の球団社長に就任された。自信はありましたか。 池田:実は、売上高が数十億円規模の会社の社長は今回が2度目なのです。NTTドコモとDeNAの共同出資会社で社長をやっていました。そこでも勝負し、確実に結果を出しました。 野球は好きだし、横浜のためだったらできるかもしれないと思って、経営陣に「全権をください」と話をしました。でも、実はその時
山田剛史・村井潤一郎(2004)『よくわかる心理統計』ミネルヴァ書房 今回の「受験生に薦める一冊」は統計の勉強をするのに役立つ書を紹介しようと考えました。ところが,統計を勉強し始めて気づくことは,「これ一冊でOKというテキストがない」ということだったのです。 というわけで,お薦めする本は一冊ではなく,複数の本となるのですが,代表選手として『よくわかる心理統計』をタイトルとして掲げました。この本の筆者の方々自身が「どうも適当な教科書がない」という思いから執筆し始めたテキストであることと,文系人間に対して丁寧に解説を重ねている点で助けになることが多い書だからです。 ただ残念ながらこの書を持ってしても,万事OKというわけにはいかないのです。いや,根気強く付き合えば,この書はかなり役立ちます。それは確かです。けれども,「心理統計」と銘打たれていることからもわかるように,この書も統計の一側面を照らし
9月23日から27日にかけて、入院患者2人の中毒死が相次いで発覚した横浜市の大口病院。混乱はいまも続く。 「大口病院は、ほかで見放された終末期の患者が、比較的安く入院できる病院です。近所の人が大口病院に入院すると、『ああ、あの人ももうだめか』と誰もが思っていた。病院前の道路は“霊柩車通り”と呼ばれ、亡くなる入院患者は常に多かった」 病院の近所に住む男性はそう語る。事件が発覚した4階では、7月1日から9月20日までに48人が死亡しており、ほかにも犠牲者がいる可能性は高い。未使用の点滴用の輸液に、消毒薬を混入させる犯行方法から、病院内部の人間に疑いの目が向けられている。 「亡くなられた患者さんには本当にお気の毒ですが、事件を知ったときは、ついに起きたか、と思いました。ここは、不満を持っている働き手がとにかく多かったので」 こう語るのは、同院にパート看護師として勤務した経験がある現役看護
豊洲市場の盛り土問題で、調査に協力する意思を示していた東京都の石原慎太郎元知事が5日、一転して、都のヒアリングを拒否する意向を小池百合子知事側に伝えてきたことが関係者への取材で分かった。 石原氏は2008年5月の記者会見で建物下にコンクリートの箱を置く案に言及し、当時の中央卸売市場長の比留間英人氏に検討を指示した。石原氏の案…
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