泉中央以北へ鉄道を 黒川郡3町村議員有志が連絡協議会 宮城県富谷町、大和町、大衡村の黒川郡内3町村議会の議員有志が6日、仙台市地下鉄南北線の泉中央駅から北方面への延長や新たな鉄軌道の新設実現を目指す連絡協議会を設立した。 泉中央駅から大衡村までの延長を目標に、調査活動に取り組み、機運醸成も図る。会長に選出された高橋正俊富谷町議は「相次ぐ企業進出と人口増で、住民から鉄道による交通アクセス向上を望む声が出ている。議会の垣根を越えて実現させたい」と語った。 協議会は富谷町議会の20人中10人、大和町議全18人、大衡村議全14人で構成。隣接する大郷町議会は参加していない。 11月にも設立総会を開く予定で、今後、県や仙台市のほか、トヨタ自動車東日本(大衡村)、東京エレクトロン宮城(大和町)など誘致企業とも連携を図りたい考えだ。